第十五話 お風呂タイム ページ17
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そんな午後を終え、夜になった。
湯浴みの時間だ。
「さ、皆。お風呂に行こう」
「いち兄、何を持っているんですか？」
手には着替えと
「ああ。A殿も一緒に、と思ってね」
「わぁ。それは楽しみです」
「厚。A殿を連れてきてくれるかい？」
「わかった！」
粟田口総出で湯浴みへ向かう。叔父上殿やキツネ殿も一緒だ。因みにキツネ殿も小さな桶で洗うときいた。
A殿の湯浴みは一応、昨夜主から入れ方を教わっているが、口頭だったので実際出来るか曖昧なところだ。
「一期、初めにAをいれてくれる？ 湯冷めしないように、部屋につれていくわ」
「畏まりました」
お湯は少し温めに。
体を左手でしっり支え、顔から洗っていく。
「一期は上手ね。いい旦那さんになりそう」
「お、お戯れを！」
主がからころと笑う。顔が熱いので、今の私は真っ赤になっていることだろう。
「いち兄上手！」
「さすがいち兄だな」
そうこうしている内に体を洗い終えたので、お湯で泡を流していく。
「じゃあ、抱っこしてお湯に浸からせてあげて」
「だから今日のお風呂はちょっと温いんですね？」
「今は夏近いから、湯冷めしにくいかなと思ったの。ごめんなさいね」
「いえ、謝らないでください。気持ちいいです」
「ありがとう、平野」
平野と主の話を聞きながら、A殿を抱え、お湯に浸かる。温かくてて気持ちいいのか、ふわぁと小さなあくびをこぼすその様はまるで癒しの象徴そのもの。
本当に可愛らしい。
「大体、温まったかしら。預かるわね。お風呂が上がったら私の部屋に来てくれる？」
「はいはーい！ 俺がいきます」
鯰尾が手をあげる。
「お願いね」
それから主はA殿に服を着せ、お風呂から出ていった。
「さ、頭を洗おうか」
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華骸(プロフ) - 彼岸さん» ご指摘ありがとうございます！ 勉強不足でした、すみません……。これから書き直してきたいと思います！ 期待に応えられるような作品に近づけられるよう頑張ります(o゜◇゜)ゝ (2016年5月15日 15時) (
レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸 - 三日月ほとんどあなやしか言ってないじゃないですか。もう少し頑張ってください (2016年5月15日 1時) (レス) id: 1299317818 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸 - あなやの使い方間違ってるよ (2016年5月15日 1時) (レス) id: 1299317818 (このIDを非表示/違反報告)
華骸(プロフ) - kotoさん» 返信おくれてすみません！ 喉は大丈夫ですか？ リクエストして貰えたのが嬉しくて直ぐ様書きました(笑)喜んでいただけたなら幸いです(о´∀`о) (2016年5月9日 19時) (レス) id: 31ae3f7e34 (このIDを非表示/違反報告)
koto(プロフ) - 夜中(※丑三つ刻)に布団の中で続き読んでたら声にならない声で叫んでました。(ひぃ、喉痛い。)リクエストにこんなに早く対応して頂けるとは……ありがとうございます！(*´∀`*) (2016年5月9日 2時) (レス) id: cd7f3fd207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華骸 | 作成日時：2016年4月6日 20時
