おもちのひ。 ページ10
ym side
ぷくっーと膨れ上がるコイツみたいに俺の心はふくれてる。
さっきからずっーと慧が他のメンバーとイチャイチャしてる。
抱き合ったり、しまいには「好き」なんて言っちゃたりして。
慧が度々こっちをチラッと見てくるから何でメンバーとイチャイチャしてるのかは大体予想がつくが、
慧が考えてることに素直に当てはまっている自分はなんなのか。
悔しい。しかもこんなにも自分が嫉妬深いなんて。
でも、慧を好きになってからだ。
こんな自分でも知らんぷりしたい醜い感情が自分にあると気づいたのは。
俺はまだ慧と想いが通じあっていなかった頃をふと思い出した。
俺がまだ「伊野尾ちゃん」と呼んでいた頃を。
俺が伊野尾ちゃんを好きになったのは、結構前。
伊野尾ちゃんはjr時代、結構人気のアイドルだった。
かわいいし、守ってあげたくなっちゃうような、そんな存在だった。
凄いな。なんて他人事のように思ってたら、他人事が自分の事になったのはすぐだった。
初めてのtvでのお仕事。って言っても有名なjrグループさんの後ろで踊る、いわゆるバックダンサー。ということでお仕事を頂いた。
テレビ局の中なんてもちろん入ったことはなくて。
思っていたより大きいまるで迷路のような建物に俺はとても困惑していた。
テレビ局内の地図を見てもさっぱり分からない。
困り果てていると、そのことはすぐに訪れた。
「どうしたのー？」
凄く特徴的な声。その声がするほうを向くと、
tvで見たことのあるjrの先輩がいた。
先輩は俺が持ってる地図を奪い取り、納得したような表情で「こっちだよ。」と案内してくれた。
先輩が「君、名前は？」と聞いてきたので、「山田涼介です。」と答えたら「涼介。かー俺は伊野尾慧。よろしくね。」と言われてとても嬉しかったことを覚えている。
その瞬間から俺は伊野尾ちゃんのことが気になりはじめていたのかもしれない。
やがて月日が経ち俺は2007年9月24日。
『Hey!Say!JUMP』としてデビューをした。
そのグループに伊野尾ちゃんがいるとは全く考えもしなかった。
メンバーの初めての顔合わせ。その中には俺より先輩の薮宏太、八乙女光、�睫斃彩蕁⇒�岡大貴、そして伊野尾慧。
そのことを知ったとき、俺はなんとも言えない気持ちになった。
俺より、何年も前からjrを経験してる先輩と同じグループ。
俺の居場所がない気がして凄く不安になったと同時に困惑が俺を支配した。
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konokuro(プロフ) - 本作品の続編を書くかどうか迷っておりますのでなにかご提案がありましたら是非お書きくださいませ( ´ ▽ ` ) (2018年6月7日 22時) (
レス) id: 8ceddc39fa (このIDを非表示/違反報告)
konokuro(プロフ) - いつもkonokuroを支えてくださっている皆様、ありがとうございます。おかげさまで本作品も完結に近づいております！ここまでやってこれたのは今まで支えてくださった皆様方のおかげです。本当にありがとうございます( ´ ▽ ` ) (2018年6月7日 22時) (レス) id: 8ceddc39fa (このIDを非表示/違反報告)
konokuro(プロフ) - 彩さん» うん！ (2018年6月3日 11時) (レス) id: 8ceddc39fa (このIDを非表示/違反報告)
konokuro(プロフ) - 彩さん» 彩ちゃんとならどこでも楽しいから( ´ ▽ ` ) (2018年6月3日 11時) (レス) id: 8ceddc39fa (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - konokuroさん» やったー！！じゃあ、予定は電話でまた今度じっくり決めよーね！来年もぜひ！！ (2018年6月3日 11時) (レス) id: 5c1f518f04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：konokuro | 作成日時：2018年4月4日 1時
