私は直人の再従兄弟です。３

貴女side ページ16

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取り敢えず考えるのをやめて、料理を作ることだけに集中して

いつも通り接客して



気づいた時には２０時前だった


閉店の準備をしながらなんで、私はカフェを開きたいって思ったのか考えてみた。


料理を作る時は料理を作ることだけに集中してほかのことは考えられなくなる。


…だから私はカフェを開きたいって思ったのかな？


確かに女優にはなりたかった。

だけど、年齢を重ねるうちにカフェっていう選択も出てきた。


ケーキは元々好きだったし

なによりカフェのか雰囲が大好きだった。


…でもなにか忘れている気がする。



私がなりたい職業の中にカフェのオーナーという選択肢が加わったのは…



もっと重要な、なにかがある気がする。




…私は何を忘れてるの？？




ｰｰｰｰｰｰｰｰ


ある家での出来事…


雑誌をパラパラと見ている


その手がひとつのページで止まった。


？「…A…ちゃん…？
…やっと…やっと見つけたっ…！！」


この出来事が

Aにとって

幸せになることなのか

不幸になることなのか


…まだ誰もわからない




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