決行の日 ページ7
キルア『じゃ、頼むぜ。』
『うん。門のちょっと先で待ってるよ。』
キルアくんと電話。そう!!今日は遂に家出の日。
キルアくんと2人でイチャイチャ...ってのも十分に嬉しい事実なんだけどさ、、
それより、キルアくんが自由に、彼の思う通りに生きられる様にお手伝いしたい。今そう思うかな。
あれ、私っていい子じゃん??←
キルアくん曰く、20分で来るって言ってたけど...。
私は時が来るまで読書することにした。私が念を教わった彼と出会ってから読書好きがうつってしまった。
『いっつも難しそうな本読んでたよなぁ〜』
ホント、絵になる人だったよな。あの人が分厚い本を持つとさ、美しいって感想だったんだよね。
憧れて私も本読んでるうちに本そのものが好きになって今に至る。
ペラペラとめくっていくだけで現実から離れていく感覚。
嫌いじゃない。
「わっ!!!」
『うぎゃぁぁぁぁああああ!!!』
キルア「色気も何も無い声だなww待たせたな!!行こうぜ!!」
『う、ん、、やめてよね。普通に話しかけてよ、、』
キルア「ごめんごめんwそれで、車は??」
『え?ないよ??』
キルア「はぁ!?お前が『家さえ出てくれれば私に任せて!!』って言うから信じてたのに...。まさか走って逃げる気じゃねぇよな?」
『そのつもりだけど??』
キルア「...お前に期待したオレが馬鹿だったか。」
『あのさぁ、私キルアくんより足速いと思うよ??』
なんせ、念が使えますから!!これ言っていいか分からないから黙ってるんだけど...。念のことっていつ知るんだろうね!!
キルア「なわけねぇだろ!仮にオレより速かったとして、置いてく気ってことかよ!?」
『ううん。こういうこ...
とっ!!』
ヒョイっとキルアくんを持ち上げる。そして足にオーラを集中させて一気に放出!!
キルア「おい!!聞いてねぇ!!やめろ下ろせ!!」
『んふふww可愛いなぁ。下ろしたら死んじゃうよ〜。』
駄々をこねるキルアくんを持ちながらデートする。
キルア「デートじゃねぇ!!」
『心読まないでよ!!』
キルア「クソっ!!マジで速いじゃん...。」
『だから言ったじゃん!!まぁまぁ行こうじゃないか!!ハンター試験会場へ!!』
解せない顔してるキルアくんを引きずり回して(物理)
調べておいた試験会場へと向かう。
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作者名:シュークリーム | 作成日時:2020年11月8日 13時