ゾルディック家の許嫁！【H×H】 (ページ28)

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能面プリンスイルミくんページ28

ギタラクル...否イルミくんと共に始まった三次試験...。

ﾘｯﾎﾟｰ「2人揃ったな。よし、その奥の扉を開けて進め。」

『何をするの？』

ﾘｯﾎﾟｰ「簡単さ。殺し合い。」

ｲﾙﾐ「...。」

ま、まさかイルミくんと...。

ﾘｯﾎﾟｰ「まぁ、頑張りたまえよ。」

『う～、、イルミくん、1番楽な奴でお願い。』

どうせ殺されるんだ！！！←

痛いのはやだよぉぉぉぉ！！！

ｲﾙﾐ「分かった。楽にしてあげる。」

ﾋｮｲ

『ん？』

ｲﾙﾐ「？」

『何でお姫様抱っこ？』

ｲﾙﾐ「楽に進みたいんでしょ？」

待って待って！！私は1番スマートに！かつ苦しくない方法で殺して欲しいのであって別にそんなロマンチック求めてないから！！

『イルミくん、別に抱っこしてくれなくても、、』

ｲﾙﾐ「もう遅いよ、持っちゃった。さ、行こう。」

ガタン＿＿＿＿

扉を開けるとそこは...

何十人もの人。それも恐らく死刑囚達。

『え、あ、もしかして...』

ｲﾙﾐ「やっぱり勘違いしてた？」

殺し合いってこの死刑囚達とかよぉぉぉぉぉ！！！！

『ほんとにごめん！！イルミくん！私も戦うよ！！だから降ろして！！』

ｲﾙﾐ「A俺に殺されると思ってたでしょ。はは、このまま全員殺しちゃうから待っててね、降ろすのはその後。」

私を持っている故に足だけでばったばったと敵を倒していくイルミくん。上半身だけ見ればお姫様抱っこでかけて行く王子様だが、足元には返り血の嵐。

『笑えねぇよ。。』

この能面プリンス、、侮れぬ。

.

.

.

ﾘｯﾎﾟｰ「おめでとう、第1関門クリアだ。次は1人ずつ戦ってもらう。」

ゴゴゴゴ、と音が鳴ったと思えば用意されたのは闘技場。ここでデスマッチをしろとのこと。

ｲﾙﾐ「1人ずつか、、うーん。参ったなぁ、Aのこと守りたかったのに。」

『イルミくん、ごめんねぇ、、さっきは全部やらせちゃって。』

ｲﾙﾐ「いいんだよ。俺のお嫁さんになるんだから。」

『うーん、キルアがいいなぁ～!!(裏声)』

ｲﾙﾐ「これだけは譲らない。Aは俺の。」

ギュ

強く、本当に強く抱きしめられる。

『まって痛い、痛いちょっと！！！』

「ゴホン！！あの～いいかな？俺と戦ってもらわないと...。」

死刑囚Aが話しかけてきた。

ｲﾙﾐ「じゃ、俺が殺るよ。」