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▽05…Hiroine sade ページ6

*






私は顔の血色を変えて改めて言う







貴方「小黒原珠里です!高校生探偵やってます。
何かお困りのことがあればなんでも言って下さいね」

男達「おー!!!」

?「……」







高校生探偵。
探している工藤新一のことを探るにはこれくらい
大きく出ないといけない気がした。

…一部の人間は驚いているようだけどね。




その後HRが終わり授業を受け、昼休みとなった








「小黒原さんってどこからきたのー?」
「ねねね、珠里って呼んでも良い?!」
「部活とかもー決まった?」







…休み時間になると質問の嵐。
まぁ私の顔がいいのは生まれた頃から分かってる←

そんな中、1人だけ強ばった顔をした人が歩み寄ってきた







?「小黒原さんって言ったよね、ちょっといいかな?」

貴方「…もちろんよ!」







私は男のような女の人…
いや、私はこの人を知っているな。

…彼女は世良真純。
工藤新一と同様、高校生探偵だな。

…以前調べたことがある。
神経質な性格はこういう時に役立つものだ。








in 屋上







貴方「わぁ!結構遠くまで見えるものね!」

世良「……」







純粋な女の子を演じるわたし。
それに冷たい目線を送る世良真純。

…少なくともこの顔が表だとは思ってもらえてないな








貴方「それで…話ってなに?」

世良「君…高校生探偵、っていったよね?」

貴方「……」







屋上の柵に腰をかける私。
世良真純は私の1つ1つの行動をじっと見ている。
…いい目をしている。流石探偵、だね。







世良「その左胸…。なにが入ってるのかな?」

貴方「?!」

世良「…左肩が上がっている。
胸に何かを隠し持っている証拠だ。」







ほう…
なかなかやるじゃないか。高校生探偵。









貴方「…ふふっ」

世良「?!」








((バッ





((カチャッ








私は左胸に入っているものを取り出した______









*

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作者名:専門女学生 | 作成日時:2019年4月24日 22時

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