▽10…Heroine side ページ11
*
私の背後から誰かがやってきた
貴方&コナン「「？！」」
「っとびっくりした〜そんな急に振り向かねぇでくだせぇ。姉貴」
私の背後にいた男、それはウォッカだった
…世良真純に会わせた時の服装。
サングラスはつけたままだが、帽子を外し
ラフな服装だ
貴方「何しにきた。読んだ覚えはないぞ(小声)」
ウォッカ「家に世良の忘れ物がありまして…(小声)」
貴方「そんなもの後でいいだろ！(小声)」
私たちが会話をしている側で
何やら驚いている少年がいる
コナン「お、お前…は…！」
ウォッカ「？？」
貴方「……」
ウォッカの顔を知っている…？
…となると私との関係性が明らかになれば
面倒くさくなりそうだな…
いや、今はとにかくシェリーだ。
…分からないなら自らの力で聞くまでだ。
私はコナン君に背を向けて灰原哀に向かって歩いた
コナン「？！まて！灰原逃げろ！」
灰原「何よ江戸川k…？！」
灰原哀は私を見ると顔色を変え、怯えていた
やはり…シェリーに間違いない
これは工藤新一より先にシェリーを確保する必要が
あるかもしれないな
貴方「こんなところにいたのね…シェリー」
灰原「シ…ルビア……なんで貴方がここに……」
貴方「さ、帰りましょ？」
灰原は震えた足で後退りをする
それを阻止するかのように私の背後では
コナン君が声を上げていた
コナン「動かないで！」
世良「どうしたんだいコナン君！」
コナン「来ちゃダメだ！奴らは…黒の組織だ！」
世良「黒の組織…？！
君が前に言ってた、あの組織のことか？！」
コナン君は先ほどと同様に腕時計を構えていた。
大きな声に気がつき、世良真純も寄ってきた。
この2人…我々を知っているのか。
いや世良真純は探偵だから分かるが…
なぜコナン君が…？
江戸川コナン…
油断ならない人物かもしれない…
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作者名：専門女学生 | 作成日時：2019年4月24日 22時
