かっちゃんの幼馴染は。2 (ページ31)

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お願い…ゲートに届いて…！

なんて思いはもちろん届かず

オールマイト「いやいや甘いぞ！ヒーロー共！」

とつてもない速さで出久に突進したオールマイト。

A「そんな…！！」

勝己「まだだアホ！バカだったぜ…リスクも取らずあんたに勝てるはずなかったわ！A、避けろ！」

体育祭で見せた最大火力…2回も…！

またもやオールマイトの方目掛けて放つ勝己の爆発を個性を発動させ威力をあげる。

あんなのくらってる出久は腰をやられているようでまだ走り出せそうにない。

そんなのお構いなしにオールマイトは出久に飛びかかる。

A「っ…！」

私と勝己で、今出せる最大の個性を使って、飛びかかってくるオールマイトを止める。

頼みの出久がゲートまで走れないとなると意味がない。

A「はや、く…行って！出久っ」

勝己「役に立てクソナード！！！」

だけど、防ぎ切れる時間はほんの数秒ぐらいで

勝己を思いっきり押さえつけると私目掛けてパンチをしてきた。

オールマイト「行かせんぞ！緑谷少年！！」

直撃は免れたものの思いっきり吹っ飛ばされた私はゲートに近づけるように方向を変える。

A「勝己…出久…！！」

出久が最後の力を振り絞ってSMASHを繰り出し、隙ができたところで、気絶した勝己を回収。

その二人をなんとかこっちに引き寄せる。

A「出久…」

流石にこんなところで意識を手放しちゃマズイと思ったけど体はなかなか言うことを聞いてくれない。

意識が薄れる中、「条件達成！」と言う声が聞こえた気がした