かっちゃんの幼馴染は。2 (ページ30)

今日:1 hit、昨日:34 hit、合計:118,871 hit

72 ページ30

速すぎる…！

勝己が爆破させようとした瞬間、籠手は見事に壊されてしまう。

オールマイト「何を驚いているんだ？！これでも重りのせいで全然トップギアじゃないんだぜ？さァ…くたばれヒーロー共！！！」

出久は腕を掴まれて籠手を破壊され、もう片方の手で私も捕まえられる。

勝己も爆破させようとするけど、オールマイトに押さえられてしまう。

オールマイトが勝己を押す力を更に強くする。

A「くたばら…ない！」

なんとか個性を使いオールマイトの手からすり抜ける。

が、片手で思いっきり叩きつけられる。

オールマイト「なんて顔だよ少年…」

オールマイトは出久の腕を離し、無造作に投げ飛ばす。

オールマイト「最大火力で私を引き離しつつ、脱出ゲートをくぐる。これが君たちの答えだったようだがその最大火力も消えた…」

勝己「うるせぇ…」

その声を聞いた途端、勝己が何をしようとしているか分かった。

私は勝己の最大火力を思いっきりオールマイトの方へ向ける。

勝己「ぶっ飛ばす」

まじか勝己…

勝己「スッキリしねぇが今の実力差じゃまだこんな勝ち方しかねぇ！」

出久を飛ばそうとした時、オールマイトの攻撃が迫る。

A「させないっ！」

思いっきりオールマイトの鳩尾めがけて個性を使って蹴りを入れる。

エッジショットに教えてもらったこと。

(自分自身に個性を使うことによってパンチやキックに力が加われば威力は倍になる、って教えてもらった…！)

オールマイト「なっ？！」

勝己「死ねェェェ！！！！！！」