かっちゃんの幼馴染は。2 (ページ19)

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出久side

八百万さんの一言でAちゃんのところに質問が殺到。

轟「A、流石だな」

出久「うんうん！Aちゃんが頭いいのは確かだし、なんといっても説明がすごく上手で分かりやすいからね！」

僕も聞きに行こうかな…なんて思ったり。

A「うわぁん！やおももちゃん！こうなったらもう一緒に教えたげよぉ！」

分かったから～！！と言って八百万さんに抱きつくAちゃん。

八百万「もちろんですわ！では、お母様にご報告して講堂を開けてもらわないと…！！」

切島「この人徳の差よ」

後ろからはかっちゃんと切島くんの声がする。

勝己「…俺も、あるわァ！！てめぇを教え殺したろうか！！」

切島「おう！頼む！」

A「え゛切島くん、勝己の超カンタンな説明で分かるの？！」

切島「そんなに分かりにくいのか？爆豪の教え方」

勝己「そんなことねぇわ！A、てめぇ余計なこと言ってんじゃねぇ！！」

というか、Aちゃんあんだけ質問されてたのにいつの間に抜け出してきたんだろう…

* * * * *

昼休みにB組の拳藤さんから聞いた話を伝えると上鳴くんと芦戸さんはすごく喜んでいた。

瀬呂「あとは八百万とAに勉強教えてもらえればクリアだな！」

(これからのすべてを糧にしなきゃ…！)

勝己「人でもロボでもぶっ飛ばすのは同じだろ！なぁデク！てめぇはつくづく俺の神経逆なでするなァ！」

瀬呂「…A、あいつどこ行ったんだよ…」

いつもならここでAちゃんが間に入って収めてくれるけど今日ばかりはそう上手くいかない。

Aちゃんは珍しく相澤先生に呼び出されていた。

勝己「次の期末なら個人成績で否が応にも優劣がつく。完膚なきまでに差つけて、テメェぶち殺してやる！！！轟！テメェもだ！」

A「あれ！どうしたの？ってもう、勝己帰るの？」

((((き、救世主……！！))))

もぉ～と言いながら鞄を取ると「良く分かんないけど勝己、機嫌悪いみたいだね…ごめんね～言っとく！じゃあ、また明日ね！」と、とてつもなく可愛い笑顔を見せ、走ってかっちゃんを追いかけた。

切島「久々にガチな爆豪だ…」

麗日「…にしてもあそこでAが来てくれんかったらやばかったかもしれんね」

上鳴「やっぱすげぇよA…」

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ありがとうございます…！！！

更新遅くてすみません、、、