肆。 ページ6
『あれ?炭治郎、禰豆子は?』
炭治郎「ん?あぁ、さっきの子供達を守ってくれるだろうから…と思って」
A「…きっと禰豆子なら守ってくれるね。あれ?そういえば、善逸くんは…?」
炭治郎「善逸!」
さっきまであんなに行く!って言ってたのに...
善逸「や、やっぱりさぁ、こ、怖いよぉぉぉぉお俺じゃぁ無理だよぉぉぉ」
堪忍袋が切れたのか、炭治郎は黒いオーラを発していた。
炭治郎「そうか…」
うげっ…めっちゃ怒ってる。
善逸「た、炭治郎ぉぉお俺を守ってくれぇぇえ。頼むよぉ」
炭治郎「悪いが善逸、前の戦いで俺は肋骨と足が折れている。ちなみにAもだ。Aは肋骨と手首が折れているんだ。」
うわっ!い、言っちゃったよ…
善逸「…え?」
こんなこと言ったら善逸くんが黙ってるわけないのに!
善逸「イィヤァァァァァァァァ何骨折ってんだよぉぉぉお!そんなんじゃ俺を守れないよぉぉぉおぉぉぉお!!!!」
ほらぁぁ!
『善逸くん!静かに!』
男の子「お、お兄ちゃんあの箱、カリカリ音がする!」
声がした方を向くとさっきの男の子達が入ってきていた。
お、置いてきたの?!そ、そっか!さっき禰豆子起きてたから…
そんなことを考えていたその時、ゴォォォオという音共に家が揺れだした。
善逸「い、イヤァァァア」
怖かったのか、善逸くんがかがもうとした時女の子を落ち着かせている炭治郎にお尻が当たってしまい別室に入ってしまった…
善逸「ご、ごめん…尻が…」
『……え?』
そう思ったのも束の間いきなり部屋が変わったのだ。
『ど、どういうこと…?部屋が…変わった?』
『えっと…正一くん…だっけ?怪我はない?大丈夫、私たちが必ずお兄ちゃんも助け出すから。そして、みんなで帰ろう、ね?』
正一「う、うん…」
善逸「あわゎゎゎわ…炭治郎とはぐれちゃったよぉ。俺じゃあ、Aちゃんと正一くんを守れないよぉ!」
善逸くん…こんなにビビりながらもちゃんと私たちのことを守ろうと考えてくれてるんだ…
正一「てる子ーてる子ー!」
あんまり大声出しちゃ…
善逸「だめだめだめぇ!そんなに大きな声だしちゃだめぇ!大声だして悪い奴に聞かれたらどうするの?!早く外に出よう!」
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金糖の少女 - たんじろーと兄妹もの探してたので助かります。トんだ。 (11月25日 22時) (レス) @page1 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - こと小説を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。続編の方も読んでくださると嬉しいです!!来年も楽しいこと、辛いこといっぱいあると思います。お互い、頑張って乗り越えていきましょう!良いお年をお過ごしください! (2020年12月31日 22時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - こちらこそいつもありがとうございます!!お話楽しみにしてますね!! (2020年12月29日 7時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - 両方ですね!お好みで、読んでもらう形にします!ありがとうございます!挑戦してみます! (2020年12月29日 0時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます♪♪楽しみにしてます!!両方のオチとかは作れたりします!!両方大好きなので!! (2020年12月28日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:板チョコミント。 | 作成日時:2020年12月17日 19時