参拾漆。 ページ47
時透(これを破る…?簡単だと思うけど…)
時透「霞の呼吸____________弐の型____________八重霞____________」
っ…速い…技の速度が速ければ速いほど受けるのは、かなりきつい。
時透(…っ!破れない…!)
宇髄「何をやってる!」
そう言ってまたさらに技を重ねてくる。
不死川「何を手こずってやがる!おらァ!」
…ぐっ
流石は柱…技の重さが違う。私の呼吸はまだ柱の足元にも及んでない。
かなりきつい。それでも私は負けたくなくて、指先にさらに力を込める。
那田蜘蛛山で、あの糸を操る鬼にやられたせいで、左の何本かは折れている…右は傷で済んだものの浅くはない。
…痛い!力を抜きたい…!でも…負けない!負けたくない…!
お館様「もういいよ。」
その声で柱の動きはピタリと止む。
その瞬間、私は力が抜けて座り込んでしまった。
お館様「今のでわかっただろうけど、Aの力は柱に近い。きっとAは、これから先、もっと強くなる。そして必ず無惨を打つ。今はまだ柱とまで行かないかもしれないが、Aが、柱と並ぶ未来はそう遠くはない。だから、Aを半年に一度の柱合会議に迎えたいと思う。」
胡蝶「いいんじゃないですか。」
そう口を開いたのは胡蝶さんだった。
胡蝶「柱の条件を満たしてないとしても、Aさんに、柱に匹敵する力があることに、変わりはないのですから。それに、柱合会議に参加すればきっとAさん自身、前に進めるのではないでしょうか?」
お館様「しのぶはそう言っているが、他にはどんな意見があるかな。」
その後、しばらく討論(特に不死川さん)が続いたものの、お館様が仰るならと、私を柱合会議に参加させてもらうことになった。
甘露寺「あ、あのぉ…Aちゃんは氷の呼吸の使い手なんですよね?だったら
つらら…?
煉獄「うむ!認めるのはまだ先であろう!氷柱として任務を全うする。いい考えだ!」
お館様「では、Aは、
柱「「「「「「「「「御意」」」」」」」」」
か、かっこいい…
時透「分かったら、返事をしないと___A」
…え
A「御…御意。」
私が…柱の仲間…
お館様「A、君も柱の仲間入りだね。これからも氷柱として、頑張ってほしい。これで私からの話は終わりだ。みんな、お疲れ様。」
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金糖の少女 - たんじろーと兄妹もの探してたので助かります。トんだ。 (11月25日 22時) (レス) @page1 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - こと小説を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。続編の方も読んでくださると嬉しいです!!来年も楽しいこと、辛いこといっぱいあると思います。お互い、頑張って乗り越えていきましょう!良いお年をお過ごしください! (2020年12月31日 22時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - こちらこそいつもありがとうございます!!お話楽しみにしてますね!! (2020年12月29日 7時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - 両方ですね!お好みで、読んでもらう形にします!ありがとうございます!挑戦してみます! (2020年12月29日 0時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます♪♪楽しみにしてます!!両方のオチとかは作れたりします!!両方大好きなので!! (2020年12月28日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:板チョコミント。 | 作成日時:2020年12月17日 19時