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参。 ページ5

俺じゃ役に立たないよおぉぉぉとか言ってる善逸くん。

それなのに全く聞いていないのか、炭治郎は顔を顰めて何か考え事をしている。

『はぁ…』

善逸「ど、どうしたのAちゃん…?俺がこんなことばっかり言ってるから…?ご、ごめんね…」

耳がいいのか、善逸くんは私の溜息を聞き逃さなかった。

『ううん、大丈夫!それよりさ、何かかすかに音が聞こえない?』

善逸「お、俺も聞こえる。なんか、ぶ、不気味な音が…」

炭治郎(音?Aは耳がいいから聞こえるのだろうけど、善逸もそうなのか?)

かすかにだけど、血の匂いもする…

『炭治郎!あそこ…』

別の音がして振り返ってみたら2人の子供がいた。

すぐに子供と打ち解ける炭治郎。さすがは、長男…

『…大体事情は把握できた。炭治郎、善逸くん、早くこの子達のお兄ちゃんを見つけてあげないと!』

そう言って入ろうとした時、ドガッという音と共に何かが落ちてきた。その瞬間あたりは血が広がる。

『この人…まさか貴方達の…?』

男の子「ち、ちがう…!兄ちゃんじゃない!に、兄ちゃんは柿色の着物を着てる…」

『よかった…って、そんな場合じゃない!ということは他にも誰か捕まってるかも…!炭治郎、善逸くん、急ごう!』

炭治郎はちゃんと返事してくれたものの、善逸くんは…

『善逸くん…みんなと一緒に行けばきっと大丈夫だよ!行こうよ!』

私がそう言った瞬間、

善逸「はい!はい!行きまぁぁぁす!!絶対行きまぁぁす!そんなに可愛い顔して言われたら絶対行きます!」

…情緒不安定なのかなぁ?

そう思いつつ、私たちは鼓の音が響く屋敷の中へ入っていった。

肆。→←弐。



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金糖の少女 - たんじろーと兄妹もの探してたので助かります。トんだ。 (11月25日 22時) (レス) @page1 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - こと小説を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。続編の方も読んでくださると嬉しいです!!来年も楽しいこと、辛いこといっぱいあると思います。お互い、頑張って乗り越えていきましょう!良いお年をお過ごしください! (2020年12月31日 22時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - こちらこそいつもありがとうございます!!お話楽しみにしてますね!! (2020年12月29日 7時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - 両方ですね!お好みで、読んでもらう形にします!ありがとうございます!挑戦してみます! (2020年12月29日 0時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます♪♪楽しみにしてます!!両方のオチとかは作れたりします!!両方大好きなので!! (2020年12月28日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:板チョコミント。 | 作成日時:2020年12月17日 19時

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