弐拾伍。 ページ35
A「いった〜…」
思いっきり吹き飛ばされた。
善逸くん、あの状態だったら瞬殺じゃん!
早く戻んないと!
善逸くん、何で気絶しちゃうのよ!
私が戻ると頭から落ちて行く善逸くんの姿が。
A「善逸くん!起きて!……ぇ…」
善逸「雷の呼吸_____壱の型_____霹靂一閃_____」
そう思ったのも束の間。シィィィィという音がした後、善逸くんの声が聞こえる。
木を蹴り、技を出したもののあの巨大蜘蛛の液のせいで技が届かない!
A「え!」
善逸くんに見惚れて全く気づかなかった。
私が気づいた頃には巨大蜘蛛の口から毒液が放たれていた。
(う、動けない…!)
あまりの恐怖に足が動かない。なんとか呼吸を唱えようとするも、間に合わない…!
次の瞬間、何かが目に見えない速さで動いた。
A「ぜ、んいつくん…」
気がついたら私は善逸くんの腕の中にいた。
蜘蛛「空中で身を捻って避けるとは…先程とは別人のように冴えた動作…」
善逸「雷の呼吸_____壱の型…」
さ、さっきから私は抱きかかえられながら動いているんですけど…
A「っ…//」
間近でみるとやっぱりカッコいい。自分でも顔が真っ赤になってることがわかるくらい熱い…
A「善逸くん!」
吐血…このままじゃ善逸くんが!
蜘蛛「刺せ!もっと毒を打ち込め!」
A「氷の呼吸_____捌の術_____玲瓏氷壁_____」
なんとか、攻撃を防いだものの、善逸くんが蜘蛛になりかけているのには変わりない。
A「善逸くん…!お願い…保って…」
善逸「雷の呼吸_____壱の型_____霹靂一閃_____六連_____」
眩しい…!空気が揺れてる…
これが、善逸くんの呼吸…
凄い…
そんなことを考えてると、私はあることに気がついた。
まずいまずい!このままじゃ頭から落ちるよ!
善逸くん〜〜〜!!!
ドンっと私達は蜘蛛の家に落ちた。
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金糖の少女 - たんじろーと兄妹もの探してたので助かります。トんだ。 (11月25日 22時) (レス) @page1 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - こと小説を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。続編の方も読んでくださると嬉しいです!!来年も楽しいこと、辛いこといっぱいあると思います。お互い、頑張って乗り越えていきましょう!良いお年をお過ごしください! (2020年12月31日 22時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - こちらこそいつもありがとうございます!!お話楽しみにしてますね!! (2020年12月29日 7時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - 両方ですね!お好みで、読んでもらう形にします!ありがとうございます!挑戦してみます! (2020年12月29日 0時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます♪♪楽しみにしてます!!両方のオチとかは作れたりします!!両方大好きなので!! (2020年12月28日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:板チョコミント。 | 作成日時:2020年12月17日 19時