拾肆。 ページ16
善逸side
善逸「まさか、全員折れてるとはな…」
俺2本、炭治郎3本、伊之助4本…
善逸「そういえば、お前俺に謝れよな。ぼかすかぼかすか叩きやがって…痛かったんだからな。」
伊之助「断る。」
善逸「謝れよ!」
炭治郎「謝るんだ!」
ガラガラガラ
善逸「Aちゃん!」
そんな言い合いをしていると、Aちゃんが帰ってきた。髪を下ろしているAちゃんも可愛いなぁ。
本当に炭治郎はいいよなぁ。こんな子と毎日一緒にいられて…つくづくそう思う。
炭治郎「A怪我はどうだったか?」
A「えっと、両手首と、肋骨一本が骨折で両方の小指と薬指にひびが入ってるんだって」
なにそれ…一番重症じゃん!
女の子がそんなに軽々しく骨とか折っちゃだめだよぉ…
そうだ。俺は聞かないといけないんだ。Aちゃんのことと、あの箱のこと。
ずっと気にはなっていた。
あの箱からは鬼の音がするから。でも、Aちゃんの大切な物だって聞いて守ってあげたんだ。命よりも大事なものだって言ってたから。
だから、聞かないといけない。でも、まず、Aちゃんのことから...
善逸「Aちゃん…Aちゃんからはもちろん人間の音がする。でも、鬼と戦った時、あの時Aちゃんから人間じゃない音がしたんだ。君は…一体何者なの…?」
『…!そ、それは…』
炭治郎「A、言ってもいいと思うぞ。大丈夫だ、きっと善逸ならちゃんと受け止めてくれる。」
『私…はね、術が使えるの…私を殺そうとした無惨の血鬼術を体が吸収しちゃって…目が覚めたら私は手から氷系統の術が使えるようになっていたの…私はこの力を戦いに応用してるって言う感じなの…』
今にも消え入りそうな声で教えてくれたAちゃん。そんなことがあったなんて…きっと辛かっただろうな…きっと俺の鍛錬よりもきつかっただろうな…
善逸「そう…だったんだ。話してくれてありがとう。辛かったよね…思い出させちゃってごめん…でも、凄いと思うよ!そんな力使えて…俺、刀握るだけで手が震えちゃうし…」
『善逸くん…』
炭治郎「な?善逸なら大丈夫って言っただろう?」
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大正コソコソ噂話
Aちゃんは手から刀を作って戦いますが、手から出る「術」で戦うこともあるそうです!
そのため、人一倍手の指は折れやすくなっているらしいです。
ちなみに、氷の呼吸は拾の型まであるらしいですよ!
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金糖の少女 - たんじろーと兄妹もの探してたので助かります。トんだ。 (11月25日 22時) (レス) @page1 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - こと小説を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。続編の方も読んでくださると嬉しいです!!来年も楽しいこと、辛いこといっぱいあると思います。お互い、頑張って乗り越えていきましょう!良いお年をお過ごしください! (2020年12月31日 22時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - こちらこそいつもありがとうございます!!お話楽しみにしてますね!! (2020年12月29日 7時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - 両方ですね!お好みで、読んでもらう形にします!ありがとうございます!挑戦してみます! (2020年12月29日 0時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます♪♪楽しみにしてます!!両方のオチとかは作れたりします!!両方大好きなので!! (2020年12月28日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:板チョコミント。 | 作成日時:2020年12月17日 19時