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A「勝己？！」
廊下に出るとそこにいたのは勝己だった。
勝己「…帰んぞ。」
勝己は私の鞄を持っていた。
出しっぱなしだったんだけど…
A「あ、ありがと…もしかして聞いてた…？」
勝己「…仕方ねぇだろ！てめぇが勝手にいなくなるからだろうが！」
A「ごめんって…！あ！」
私は勢いよく坂を駆け登る。
A「綺麗…！」
ちょうど黄昏時だったらしく、綺麗だったから写真を撮る。
A「…お父さんとお母さん、事故じゃなかったなんてね。言われてみればたしかにおかしいよね。2人同時に亡くなるなんてさ。もっと深く考えとけばよかったなぁ。」
かっこいいお父さんとお母さんが大好きだった。
(会いたいなぁ…)
勝己「無理して笑うんじゃねぇよ…」
後ろから声が聞こえて振り返った瞬間だった。
勝己「ガキの頃からずっと一緒にいるから分かんだよ…」
気がついたら私は勝己の腕の中だった。
勝己「辛くてもぜってぇに顔に出さねぇだろ。泣きたくなったら唇噛み締めて我慢するしよ。辛いんなら我慢しなくていいんだよ…辛いなら辛いって言えよ。全部ちゃんと受け止めてやっから。」
そんなこと言わないでよバカ…我慢してた涙、止まらなくなるじゃん…
A「…もう、私の手に届く場所にいないことぐらい、分かってる…でも…それでもやっぱり、会いたいって思っちゃうんだよね…もっと話しとけばよかったとか今更後悔しても、仕方がないのに…」
勝己「ん…」
A「会い、たい……ずっと側にいてほしかった…雄英、受かったよ…ってちゃんと口で言いたかった…お父さんとお母さんみたいなヒーローになって人を助けるところ…見てもらいたかった…なのに…殺、害されたなんて聞いて悔しかった…」
A「だ、からヒーローになって、必ずお父さんとお母さんを殺した犯人を、この手で捕まえたい…」
私がそう言うと勝己は私の目を見て言ってくれた。
勝己「Aならできるに決まってんだろ…俺がいんだからよ。」
A「うん…ありがと。勝己がいてくれなかったら私はヒーロー失格だったかも」
勝己「はっ、かもな！…もっと頼れよあほ。」
そう言ってわしゃわしゃと頭を撫でられる。
勝己「そっちの方が似合ってんだよばーか。」
A「前も同じこと言ってた。」
勝己「ふっ…」
本当、勝己のこと
A「好きだなぁ…」
勝己「なんか言ったか？」
A「…んん、何でもない！」
オールマイト「青春だな…」
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マシュマロもち。(プロフ) - 今から書き直すと話などが狂ってしまうので、入試と同じ日だったという形で読んでもらえないでしょうか…？勝手で申し訳ないです…これからも読んで下さらと嬉しいです…！ (2021年2月9日 21時) (
レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - あ！そうなんですか？！？！すみません…推薦ってことで実技入試のみ受けたという形にしてしまっていました…わざわざコメント、ありがとうございます！ (2021年2月9日 21時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜(プロフ) - すみません、10話くらいまで読んだ者なのですが、雄英高校の入試は推薦と一般は別の日に行われて仮装ヴィランとも戦ってないはずです…細かいところを言ってすみません。少し気になったので一応です。作品自体は素敵だと思います！更新頑張って下さい！ (2021年2月9日 19時) (レス) id: b216990563 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロもち。(プロフ) - 暖かいコメント、ありがとうございます！２日でお気に入りが30人！本当に嬉しいです！更新頑張ります！楽しみに待っていてください！ (2021年1月12日 6時) (レス) id: 6968a06f94 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅふわ - これは神作品だぁ……かっちゃん可愛い！！それと何故伸びない……更新頑張ってください！！！ (2021年1月11日 22時) (レス) id: d8537287d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：板チョコミント。 | 作成日時：2021年1月10日 8時
