ハツコイ (ページ35)

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#35 ページ35

「ちゃ、にょるくん、？」

タオルをとると
私の手を掴んだまま、目が合った

Cy「Aさんも、濡れてるし(笑)」

そういって、
タオルをとりあげてきて
わしゃわしゃされた

なんじゃ今の、、やばすぎるでしょって
突然のキラースマイルに
腰が抜けそうになった

CY「あーーーーーいっ！
これでおっけーだね！」

「ありがとう。」

とりあえずなんとか、あの近距離から
脱することはできたけど、
緊張しすぎて逃げたくなった

なんで家にあげてしまったんだ！
私！

止まらなくなるよ。もう。

すきってこんなに言いたくなるんだね。

逆に辛いわ。

「あったかいのいれるね！」

その場から逃げるようにキッチンにいき、
マグカップをとりだして思い出す

あ、マグカップ

会社だ

今このタイミングで話してみるか！

「そーいえばあのねマグかっ、、！！？」

振り返るとすぐ近くにいた
チャニョルくんが
優しく私を抱きしめた

CY「ごめん、我慢できなかった。」

「へ、、」

CY「俺初めてだよ、こんなの
コーヒーいれようとする背中が愛しいなんて。
はじめてすぎて、我慢できなかった(笑)」

「なにそれ、、(笑)」

CY「背中フェチ？なんかわかったよ(笑)」

なになに、これ
なにがおきてんの。

CY「ごめん、」

そういって離れるチャニョルくん

「ううん、！」

CY「……すき。、です」

「へ、」

CY「Aさんが、すきです。」

「うそだ、」

CY「あーーーーあ！
ムードとかわかんないけど、
言いたくて言いたくて言いたくて！
たまらなくて！だから！
あーーーー、しゃべりすぎ！
だっせーけど！ほんとにすき！
Aさんがすきです！」

テンパりながら

私にすきって

大きな声でいう

私のすきなひと

「ふふふ、ははっ！」

CY「え(笑)」

思い切り抱きしめた

「あたしも言いたくて言いたくて言いたくて
たまらなかったんだよーー！(笑)
私もチャニョルくんがだいすきなの！
恋したの！！幸せすぎて
笑っちゃった！！！！！(笑)」

人間ってしあわせすぎると
笑いが込み上げてくるんだね
はじめてしったよ
(お前だけだよ)

CY「なんだよ！(笑)
笑われたかと思ったわ(笑)
ていうか、かわいすぎ。」

そう言うと強く抱きしめてくれた

変なかんじ(笑)
なんだよ、こんな人たちいるの？

子どもみたいに笑って抱き合った。