ハツコイ (ページ21)

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#21 ページ21

「び、びっくりした･･･」

CY「マジのリアクションですね(笑)
すみません、おどろかせて(笑)」

「いや、ただ、ほんと、びっくりして…(笑)」

わざわざ、会いに来てくれたの？

んなわけないだろうけど…

だいぶうれしい･･･

とっさに私は、もとの態勢に戻すと
何気なくチャニョルくんは私の横に腰かけた

CY「めっちゃ、人多いですね。
Aさん全然見つけれなかった(笑)」

「探してくれてたの？(笑)」

CY「もちろん！」

「うそつけ(笑)」

超絶笑顔でそんなこというコヤツ。
ほんと、罪な男。

「前の部署の人たちとかと、
いっぱい話せた？」

CY「はい！それなりに！
でもなんか、俺にとってホームは
今の部署になっちゃいましたね～！」

「はやくない？！(笑)」

CY「いや、ほんとに！
一瞬で大好きな部署になっちゃいましたよ」

「それはそれはよかったですね～」

CY「マジで言ってますからね？(笑)
信用してないでしょ！」

「してるしてる(笑)」

そんな会話をしてると、
強めの風が私たちにかかってきた

CY「「さんっむ！！！」」

「やばいね、11月末って一気に冬！！！」

すると、突然私の肩にチャニョルくんのカーディガンが。

CY「着てください」

「え？！いいよ、そんな！！チャニョルくんが寒いじゃん！」

CY「全然平気ですって(笑)
お酒飲んで熱くなってるんで(笑)」

お酒でか、ちょっとかすれた彼の声が
私をよりドキドキさせる

「さっき、さむって言っｔ」
CY「しーーーーー！！！」

私が話してる口に、人差し指を突き当てて

CY「次何か言ったら、もう一枚脱ぐから」

「な、んじゃそりゃ…」

CY「ぷっはははは(笑)」

わけがわからん…のに、かっこいい･･･

スヨンがいたら、たぶん
頭おかしいんじゃないの？なんて言われそう

CY「こういうの、したかったんで(笑)
ほんとに気にしないで！」

笑顔でそんなこと言ってるけど、
こっちだいぶドキドキしてるんだからね！！！！！

って、

「言いたい…うう」

CY「？？？」

それから、５分ぐらいたわいもない会話をしてると、
いきなり

CY「あーーーーー！」
「なにぃ！？！？」

叫びだした。