推しごと！【川村壱馬】

推しごと！2 ページ2

楽屋に入ってから気が気じゃなくて、
ずっとそわそわしてた。

まだメイクもしてもらってないし髪の毛もセットしてない。

これで会っていいのか…！？
可愛いと思ってもらえない…

自分でできる範囲でメイクしようとした時に楽屋に入ってきたマネージャーの野田梨花ちゃん。









梨「挨拶行くよ〜」

『梨花ちゃんはやいよ〜、ばりばりすっぴんっちゃけど大丈夫かな…』

梨「大丈夫！Aはすっぴんでも余裕で可愛い！はい、行くよ〜」

『もー、他人事だと思ってえぇ』










梨花ちゃんといっちゃんだけは私が壱馬様に恋していることを知ってる。

お姉ちゃんみたいな存在だから何でも話せる。

梨花ちゃんに引きずられ、出演者の方に挨拶をしていく。

ランペの楽屋には最後に行くように梨花ちゃんに言ってて、
ようやく目の前へ。










コンコンッ


「はい！」








梨花ちゃんがドアをノックすると
向こうから陣さんの声がした。
やばい、本物…








梨「失礼します」

『失礼します』









楽屋に足を入れるとランペ全員が立ち上がり出した。
すごい圧…









浦「うぉ、Aじゃーん！久しぶり！」

瑠「噂のAちゃん」









ざわざわと声が聞こえる。

噂の！？
何の噂をされてるの私…











『初めまして、Aです。本日はよろしくお願いします。』

陣「初めまして、THE RAMPAGEです。本日はよろしくお願いします。うちの樹と翔平がお世話になってます(笑)」

『あっいや、すみません』

陣「えっ、なんで謝るんですか(笑)」

彰「もお陣さんいじめないで〜」

陣「いや、、すみません！」

陸「謝るんかいっ(笑)」











やばい、緊張しすぎてうまく笑えない…











樹「陣さん違いますよ、俺が世話してやってるんですよ」

『！？違いますよ！』

浦「ふはははは！2人とも僕がお世話してます！！」

樹「それはもっとないっす」

浦「なぁにぃ！藤原樹お前ふざけんなよ！」

陣「ちょっとうるさいから！Aさんを巻き込むな！(笑)」










笑ってるメンバーの中に笑顔が可愛い私の大好きな人がいた。

うわ、生壱馬様！！！
騒がしすぎるけどわたしここで一生暮らしたいくらい今幸せ…。

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