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．
唐突にドアが開けられた
雑に閉まる音がすると
彼の方に視線を送る
「…まぁ予想はしてたけどさ」
案の定ボロボロになっていた
「もうちょっと…なんて言うの？
慎重に喧嘩する事って無理？」
『意味わかんねぇ、無理』
「………」
『消毒して』
「…はいはい」
腕の傷に綿をトントンと
テンポよく乗せていく
この様だと
大きい方の絆創膏じゃないと覆えない
手際よく3箇所に貼っていく
次は顔だな
「うわ」
『何』
「傷つくってもらっちゃ困るよ
木ノ宮くんの顔好きだし」
『…は？』
「目逸らすの好きだね」
『うるせぇ』
耳が赤いから
照れているのは丸分かり
相変わらずいい反応してくれるな
頬の切り傷の周りを軽く拭くと
本日４枚目の絆創膏を貼った
「できたよ」
『…ん』
立ち上がって
いつものベッドの方へ行こうとする
あ、そう言えば
『………おい』
戻ってきて
ドスの効いた声を出した
なんせ木ノ宮くんが喧嘩しに行ってる間に
一人体調の悪い女の子が来て寝ている状態だ
「ごめんな、君が…」
『先生』
「ん？」
『アイツと寝たの？』
「はい？」
なぜそういう思考に働いたのかは
置いといてだな
「寝た？」
『…その、せ、性欲…処理』
彼の口から飛び出したのは
俺のツボをつくのに十分だった
ふっ、と思わず吹き出してしまう
『なっ、なんで笑ってんだよ！！』
「静かに静かに…、ふ、」
『…違ぇの』
不貞腐れた様子で尋ねてくる
ちょっと意地悪してやろうか
「違うよ
俺はここでイきたいから」
と、木ノ宮くんの後ろに回って
彼の後部に指を当てた
『…っ、何だそれ』
「心配しなくていいよ
君だけ特別だから」
『…ん』
おいで、と休憩用のソファに座らせる
そこは仕切りがあって
周りからは見えない状態だ
「声は我慢しろ」
そう言って軽く押し倒した
下には驚いた顔の彼
そんなのお構い無しに
キスをひとつ落とした
『おい、奥いるんだぞ…ｯ！』
「大丈夫だって」
『大丈夫じゃねぇから！
しかも ここソファじゃん』
「ベッドがいい？」
そういう問題じゃねぇ！と
小声で叫ぶ彼
『今日は、まじ止めろ！』
「………」
『…なんだよ』
「明日は我慢するからさ」
無理なもんは無理だ！！
と遂には怒鳴られる始末
…失敗か
．
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あやぽん。(プロフ) - チヒロさん» 閲覧ありがとうございます！！いえいえ、良かったです(^^♪はい！頑張ります〜！！！！！ (2018年9月2日 14時) (
レス) id: 5eb1035f6b (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ - こんにちは！URL教えて頂きありがとうございました！とても面白かったです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年9月1日 13時) (レス) id: e4240ac180 (このIDを非表示/違反報告)
冷血悪魔＠センラー（病み中）(プロフ) - あやぽん。さん» りぃかーい、いくらでも付き合うよー (2018年8月27日 21時) (レス) id: 1a0c66864c (このIDを非表示/違反報告)
あやぽん。(プロフ) - 冷血悪魔＠センラー（病み中）さん» 我にも分かりませんね〜(なんでや)思うがままに書いてるのでもうちょいお付き合い下さい！！！ (2018年8月27日 10時) (レス) id: 5eb1035f6b (このIDを非表示/違反報告)
冷血悪魔＠センラー（病み中）(プロフ) - あやぽん。さん» やー、ゲス野せんせーやばかったねー、続くかなーこれﾆﾔﾆﾔ (2018年8月26日 21時) (レス) id: 1a0c66864c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぽん｡ | 作成日時：2018年8月13日 18時
