｛BTS｝俺らはペッコプチング。-4- (ページ10)

今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:153,659 hit

ジミナと喧嘩ページ10

SUGA side

『危ないでしょう！！』

Aの大声が宿舎中に響き渡る。
この前みたいにナムジュナか？と思ったが今日は＿＿＿

『ジミニヒョン！怪我でもしたらどうするんですか！』

キッチンを覗くとAに抱きついているジミナと，ジミナの足元の床に突き刺さっている包丁が目に入った。

『酒臭っ！
なんでこの人夕方からお酒飲んでるんですか！
良いな俺も早く酒飲みたい！！
じゃなくてヒョン達なんで止めないの！
明日も休みだからって...ありえない！』

俺の手にあるワインに視線を落としてからキッ！っと睨み付けてくる。

お〜怖え怖え。

『離れて下さい』

JM「だってぇA構ってくれないんだもん」

『今夜ご飯作ってるでしょ！
ひょーん！ジニヒョン！ナムジュニヒョン！
回収してっ！！』

JN「ほらジミナ，Aの邪魔になるから行こう？」

『ヒョンもお酒飲んでます？』

JN「え，いや，俺は...」

JH「ふふ～ん♪
ヒョンも飲んでたよぉ。
Aも飲む？」

『誰ですかホソギヒョンに飲ませたの！！！』

キッチンがカオスだ。

くわっ！っと凄い勢いでヒョンに詰め寄っているAに，ナムジュナがおずおずと前に出る。

RM「ご，ごめん俺は止めたんだけど...」

TH「ジミナが飲ませてたよ」

『止めてくださいよ！！』

JM「あんまり怒ると疲れちゃうよ？」

『誰のせいだと！』

あんまり大声出すと喉潰れるぞ～
なんて思っていれば，ただ傍観しているだけの俺をまた睨み付けてくる。

怖い怖い。

JM「うぅ...Aが怒鳴ったぁ！」

『なんなんですか！
ヒョンいつも酔わないでしょうよ！』

SG「久し振りだから酔ったんじゃないか？」

『見てないで助けろ！』

JM「Aはいつもジョングガばっかで僕には構ってくれない！
ぐくぐくぐくぐく！グガばっかりずるい！」

『......』

お，Aがキレた。

『ヒョン，一緒にテレビ見ましょうか？
すっごく面白いですよ』

JM「見る！」

『椅子に座って下さい。
ググ～紐で椅子に縛り付けて』

JK「え...う，うん」

ジョングガがジミナを紐で椅子に固定している間，Aは携帯とテレビを連動させている。

『できた！
ヒョン，泣いても止めませんからね？』

JM「う，うん...
Aが一緒ならぁ～」

その言葉を聞いて頷いたAの笑顔を俺は一生忘れる事は無いだろう。