｛BTS｝俺らはペッコプチング。-4- (ページ47)

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ジョングガと喧嘩ページ47

JK「だからそこは『分かってるって』......」

『......ごめんグク』

やってしまった。
ごめんグク，ごめんヒョン達。

練習室内に気まずい空気が流れる。
俺にも冷や汗が流れる。

でもちょっと俺の言い分を聞いて？

俺，今日から全世界の女性をリスペクトする日なわけ。
身体は女だから一応来るんだよ？
何ヶ月かに1回くらいだけど。

食事制限とかしてたから何ヶ月も来てなかったんだけど，今日何も準備してないのにいきなり来てさ！
本当に来るなら教えて欲しいよな。

ヨジャグルの子とかどうしてるんだろう。
気になるけど俺，ヨジャグルの子に友達居ないや。

ごめんグク，ごめん皆！！！

あぁイライラする。
このままじゃ...

『すいません。
飲み物買ってきます』

イライラしてるからって何やってんだ俺。
頭冷やしてこよう。

『うえぇ...？』

自販機で炭酸のボタン押そうとしたらコンポタのボタンが押された。

JK「...身体冷えるだろ温めろ。
今日お前PACEの日だろ」

『PACEの日って言葉初耳なんだけど。
確かにそうだけどさ』

JK「お前昨日腹出して寝てた」

『昨日はまだだったし』

JK「いつも冷やすなよ」

『なにお前，なんでそんな親みたいな事言うの』

JK「心配だから」

『ふぅん』

こんなに強く言いたい訳じゃ無いのに。
素直に“ありがとう”って言えば良いだけなのに。

なんで俺，子供みたいな態度とってんだろ。

JK「変わってやれれば良いんだけどな」

『...別に俺痛みは少ないし』

JK「でもフラフラするでしょ？」

『まぁ。
俺元々貧血気味だし』

JK「それ初耳なんだけど。
じゃあもっと鉄分...？とれよ。
レバーだっけ？」

『俺レバー嫌いなんだってば』

JK「でも貧血治さないと」

『サプリでも飲むよ』

JK「それで治るの？」

グクって俺がこんな態度とってもいつも通り側にいてくれて。

ホント優しいよな。

　

　

　

『グクありがと』

JK「なに」

『なんにも』

JK「どういたしまして」

『聞こえてんじゃん...』

俺，こんなに優しい親友が居て幸せだな。