｛BTS｝俺らはペッコプチング。-4- (ページ43)

今日:15 hit、昨日:9 hit、合計:153,669 hit

ドキドキ？ドッキリ大作戦！ページ43

「キムAさんおはようございます。
カーテン開けますね～」

『おはようございます。
ありがとうございます〜』

「え？」

『え？』

「せ，先生！キムさんが！
Aさんが目を覚ましました！！」

凄い勢いで部屋を飛び出していく看護婦さんから，デジタル時計に視線を移す。

『8時46分...
3月25日...3がつぅ！？』

「大丈夫ですかAさん！？」

『あ，大丈夫です。
おはようございます。』

俺の大声にすっ飛んで来た先生は“名前は言えますか？”，“誕生日は？”と色々質問をしてから俺の携帯を手渡してくれた。

「電話してあげて下さい。
メンバーやスタッフの皆さんが毎日順々にお見舞いに来て下さってたんですよ。
あ，あと俳優の...カジュさんも」

『もしも「Aか！？」おはようございますマネヒョン』

MG「おはようじゃねえよ！
どれだけ心配したと思ってんだ...
おはようっ！！
身体は大丈夫か！？
おかしな所はないか！？」

『落ち着いて下さい。
何ともありません』

マネヒョンが俺の言葉に対して“良かった”と呟くのを聞いて，この人がマネージャーで良かったと強く感じた。

俺が居ない間，悲しんで仕事が手につかなかったであろうメンバーをまとめてくれたヒョンは凄い負担を感じていたと思う。

『ヒョン，俺が起きた事まだ皆に言わないで下さい』

「なんでだ？」

『驚かしたいんです！』

渋ったヒョンをなんとか説得して，俺のドキドキ？ドッキリ作戦開始です。