｛BTS｝俺らはペッコプチング。-4- (ページ33)

今日:32 hit、昨日:9 hit、合計:153,686 hit

笑顔が絶望に変わる時ページ33

2017年ももう終わる。

今年もMAMAでは大賞を獲ることが出来て，メンバーとARMY達に感謝の気持ちが一杯の年末だった。

今年はツアーを通して沢山の国のARMY達と会うことが出来た。
来年も沢山の曲を書いて，沢山歌って，沢山踊って，ARMY達と関わっていきたい。

『Happy New Year！！』

MBC Music Festival
俺達は“고민보다 고(悩むより GO)”を披露する事になった。

ジミニヒョンがお腹からデカいハート。

ホソギヒョンがボディバッグからハート。

ユンギヒョンがお尻にハート。

テヒョンイヒョンが上着の下にデカいハート。

ナムジュニヒョンが両掌にハート。

ジニヒョンがハートのサングラス。

グクが足の裏にハート。

そして俺が頬にハートをくっつけた。

サプライズに驚きながら，とても喜んでくれるArmy達に口角が上がる。

我ながら素晴らしい提案だと思う。

『またやりましょう。
楽しかったです』

JN「凄く気に入ったんだね」

JK「皆喜んでくれましたね〜！！」

TH「俺今度はバッグから出したい！
ホソギヒョンみたいに」

JM「僕はサングラスが良いな～」

SG「ナムジュナ～
終わった後ホソガがめっちゃ何か言いたげな顔してたけど何やらかしたんだ？」

JH「言わなくても分かるよね？」

RM「すいません」

2番のサビ前がズレたらしいナムジュニヒョンはホソギヒョンから注意を受けていた。

あのダンスリーダー，ダンスの事になるとホントに怖いや。

それは突然。

皆の後ろから階段を降りていると，いきなり後ろから衝撃が来る。

『え，』

ふわっと足が地面から離れ，身体が浮く。
というか落ちてる。

「「「「「「「Aッ！！！」」」」」」」

ヒョン達の横を凄い勢いで通り抜けるけど，自分にとってはヒョン達の姿がとてもスローモーションに見えて。
皆が手を伸ばしてくれるけど，俺の手に触れることはなかった。

ガンッと頭に衝撃が来て，目の前がチカチカしだす。

あれ？
さっきまで楽しかったのに。

皆でニコニコしてたのに。

なんで皆そんなに悲しい顔をしているの？

瞼が重くなってきて意識も朦朧としてくる。

目の前が暗くなる前，また皆の声が聞こえてきた気がした。