｛BTS｝俺らはペッコプチング。-4- (ページ22)

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幸せ者ページ22

JH「帰る時には連絡してね。
暗いようだったら俺迎えに行くしさ」

『1人で大丈夫ですよ～』

JH「そう？心配だな。
じゃ，また後でね」

『は～い』

仕事を終えて待ち合わせ場所でヒョンと別れる。
するとすぐに遠くからでも分かるイケメンが歩いて来た。

KJ「悪い，待ったか？」

『全然！今来たばっかり。
お疲れさまです』

KJ「お前もお疲れ。
何処行きたいか決めておいたか？」

『決めて無いですねぇ』

KJ「だと思った…」

ため息をつきながらも笑うカジュサマは，俺の前を歩いてオススメのカフェまで案内してくれる。

『カジュサマサングラスだけで大丈夫なの？』

KJ「俺より何もして無えお前の方が大丈夫じゃねぇだろ」

『案外気づかれな...あ』

目に入ってきたのは大きな電子掲示板に映る俺の顔。

KJ「“HAPPY PACE’S DAY”
お前ホント綺麗な顔をしてんのな」

『辞めてよ恥ずかしい』

ニヤニヤしているカジュサマを小突いてもう一度自分の顔を視界に入れる。

沢山の人達にお祝いして貰えて俺は幸せ者だな。

『あ，そういえばカジュサマ。
最近メンバーが俺に対して余所余所しいんだけどどうしてだと思う？』

KJ「...分からん」
(アイツ(ジョングク)は馬鹿なのか？)

『...？』

　

　

　

『もしもしヒョン？
もう直ぐ着きます』

JH【分かったよ～】

電話を切ってからエレベーターに入る。
エレベーター内の鏡に映る，貰ったプレゼントに頰が緩む。

まさかのカジュサマからのプレゼントもピアスだった。
ディノから貰ったヘリックスシールドに，カジュサマから貰ったチェーンピアス。

自然と足取りが軽くなって，るんるん気分で宿舎の玄関を開けた。

『ただいま戻りました～』

電気が付いているのに珍しく静か。
不思議に思いながらもリビングの扉を開けると＿＿＿

「「「「「「「A！センイルチュッカヘヨ！！」」」」」」」

お決まりの言葉と共に，目の前にキラキラした空間が広がった。