｛BTS｝俺らはペッコプチング。-4- (ページ20)

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ヒョン嬉しい！ページ20

DN「俺はメンバーじゃ無いんで先輩方の気持ちとかサッパリですからねぇ...
相談する相手を間違えたんじゃないですか？」

『俺もそう思う』

DN「呼び出しておいて酷い人だな。
まぁこれで元気出して下さい」

そう言って渡されたのは小さな箱。
突然のことに，思わず箱と彼を交互に見てしまった。

『これは...？』

DN「もうすぐ誕生日じゃないですか」

『え...俺に？』

DN「ヒョン以外に誰がいるんですか」

『...開けて良い？』

頷いてくれたディノを見てから丁寧に箱を開ける。

『おぉ...！』

中にはキラリと光るヘリックスシールド。
蝶のデザインでルビーがはめ込まれている。

『...高そう。
貰っちゃって良いの？』

DN「ヒョンにあげるために買ったんですけど？」

『うわぁ...ありがとう！
付けよ』

すぐさま今付けているピアスを外して，貰ったピアスを付けてみる。

DN「似合ってますよ。
ヒョン7月生まれだからルビーにしたんです」

『嬉しい...たこ焼きもう1個買ってきあげるっ！』

DN「え，誕生日プレゼントで渡したのにまたたこ焼き買って貰っちゃっ...あのヒョン話を聞かねえな。

あれ...もしかして先輩方，ヒョンの誕生日パーティーとかしようとして余所余所しく...？
いや，まさかそこまで態度変わるポンコツじゃ...」

ディノがブツブツ呟いていた言葉なんて，当然俺の耳には届いていなかった。