｛BTS｝俺らはペッコプチング。-4- (ページ1)

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ジミニヒョンと！ページ1

JIMIN side

JM「じみなと～」

『Aで～す』

JM「テンション低い！」

『......Aで～すっ！』

一瞬僕の事を睨んでからカメラに笑顔を向けたA。
反抗期かもしれない。

JM「MAMAで大賞を獲れて，まだ夢みたいな感覚です～」

『ステージ格好良かったでしょう？』

【Aが泣いてるの見たの，昔のドッキリカメラ以来だったよ！】

【シュガとパーチェが泣いてるの見て私も泣いちゃった】

【今まで頑張ったもんね】

JM「ドッキリカメラㅋㅋㅋ」

笑い出した僕の背中をバチィン！と叩いたAはぷくっと頬を膨らましている。
めっちゃ痛いんだけど，あんなにおびえて泣いてたAを思い出しちゃって笑いが止まらない。

『可愛い弟をいじめて酷いヒョンですね』

JM「え？可愛い？」

『は？可愛いですよ。
渾身の愛嬌見せてあげましょうか？
あ，ついでに可愛い洋服も着てきてあげますよ』

JM「え？可愛いってそういう...？」

僕が思っていたのは“可愛げがある”とかの可愛いだったんだけど，Aが言ってるのはそういう物理的(？)な可愛いなの？

『おっぱぁ～私お腹すいちゃった...
ステーキ食べたいなぁ』

JM「そんな可愛い格好でステーキとか...」

随分と時間かかってるなと思ったらメイクまでしてた。
本人が言うには“やるなら全力です”だそうだ。
ふりふりのスカートに金髪のカツラ。
普通に女の子だと思う。

JM「可愛いんだけどさぁ...
脚にしか目がいかないよ」

『ググに負けないくらいしっかりした脚でしょう？』

【え，女やめたい】

【可愛すぎでしょ】

【ヨジャグルにいても分からない】

コメント欄には女の子を辞めたい女の子が多数発生。

JM「で，本命の愛嬌見せてよ」

『良いですよ。
はぁとぅ～♡さらんへよ～♡』

思ってた以上にヤバいかも。
ニヤけてしまう自分に腹が立ってくる。

なんでこんな筋肉の塊に...
防弾のかわい子ちゃんは僕でしょ！

『...何か言って下さいよ』

JM「Aペンの皆生きてる～？」

【お持ち帰りしたい】

【過呼吸になりかけた】

【ジミナ，ニヤけてたね】

JM「ニヤけてないよっ！
A，他のメンバーにも見せてこよう」

『えぇ恥ずかしい～』

JM「このVLIVE全世界に放送されてるんだよ？
何を今更」

カメラを持って部屋を出る。
なんやかんや言いながら，後ろのAは鼻歌を歌いながらついてきた。