きっと大丈夫。 ページ5
YG「......」
NJ「......」
なんで。
どうして。
JM「ヌナ...」
JK「目擦ったらダメです」
この前カムバ週間終わったばかりなのに。
Army達と沢山会えたのに。
HS「......」
JN「......」
次の曲の人気次第で防弾少年団を続けさせるかどうかを決めるって。
TH「やだよ...」
そんなの、いやだ。
JN「A、入るよ」
『はーい』
ラプラの作業室に入ってきたソクジニは“目冷やしな”と保冷剤を渡してくれる。
そのおかげでさっき止めたばかりの涙が溢れるように流れ出してしまった。
JN「...大丈夫だよ」
『......』
JN「何も力になれてない俺が言っても意味ないかも『そんなことない!』」
『ソクジニがいて、ジニがいるから......ジニが私を支えてくれるから...』
私は頑張れるのに。
なんて口に出す前に何処かに行っていた理性が戻ってくる。
あれ、なんで私は文章にもなってない恥ずかしいこと喋ってソクジニに抱きついてるわけ?
『...忘れて』
JN「そんな無茶な」
2人して吹き出してしまって涙なんか吹っ飛んだ。
だよね。
大丈夫だよね。
まだ皆と一緒にいれるよね?
ナムジュニ達とPD達とで曲を作って、メンバー達が綺麗な声で魂を込めて歌って、踊ってくれる。
私達の想いがきっと、きっと届くって。
ただの勘だけど、きっと大丈夫。
『でも怖いからこれが最後だと思って曲作るわ』
JN「え、いきなりそんな怖いこと言わないでよ」
でもね、この前メロディーだけPDに聴かせたら褒められたんだよ。
JN「え、なに笑ってるの。
怖い。大丈夫?ついに狂った?」
大丈夫だよ、きっと。
私達はまだ、大丈夫。
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作者名:まりも | 作成日時:2023年3月2日 23時