検索窓
今日:31 hit、昨日:42 hit、合計:54,918 hit

2.ミント、お熱 ページ3

『ねぇ、寒くない?』

JM「寒いですけど...
僕はそこまでじゃないです」

『え、そう?』



肌寒いなか屋上でご飯を食べる私達。

寒いなら教室で食えって思うかもしれないけど、私はここで食べたいのだ。





『でも今日は寒すぎる...』



寒くて食べる気も起きない。

震えている私に何も言わずジャケットを掛けてくれるユンギくんは最高だと思う。

でもユンギくんも寒そう。



TH「わ〜、珍しい」



ユンギくんの腕にくっついた私に驚いたような表情を見せる皆。



『寒い』

NJ「先輩具合悪いんじゃ?」

『別に怠くは無いけど...』

JN「でも寒いんでしょ?」

JK「悪寒?」

『悪寒がなにか良くわかってない』



うぅ、寒い。





HS「熱出るんじゃ?
保健室行った方が...」

YG「デコ触るぞ」



おでこにヒヤリと触れる手が気持ち良い。

もう片方の手も借りて自分の頬にくっ付ければ、ユンギくんは顔を赤くしてフリーズした。



JN「ヤー...」

NJ「レジェンドだ...」

『ユンギくんお熱?』

YG「...保健室行くぞ」

『え〜』



ユンギくんに手を引かれ、私は重い腰を上げた。





 





 




 





「38.5、熱ね」

『困った〜!
ユンギくんと帰る約束してたのに』

YG「また今度な」

『せっかくの部活オフなのに...』



バスケ部は中々休みがない。
今日は珍しく休みの日だったのに。





YG「次の休みの時な」

『しっかり体調管理します...』



あやすように頭を撫でてくれるユンギくんに心臓がキュッとなったけど、保健室の先生が居ることを思い出していきなり立ち上がってしまった。



YG「顔赤いけど...大丈夫か?」

『大丈夫です』

「青春ねぇ」



やめて先生、恥ずかしい。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (166 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
822人がお気に入り
設定タグ:ユンギ , BTS , 防弾少年団
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まりも(プロフ) - 慈雨さん» 最後までお付き合い頂きありがとうございました!楽しんでいただけたようでなによりです! (2022年11月23日 9時) (レス) id: 8fc6977168 (このIDを非表示/違反報告)
慈雨 - 番外編も完結おめでとうございます!忙しくて読めてなかった分も面白くてキュンとしながら読ませて頂きました(*^^*)まりもさん素敵なお話ありがとうございました! (2022年11月22日 20時) (レス) @page35 id: 0183a2a79f (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - ネネさん» そう言って頂けて本当に本当に嬉しいです!ありがとうございます😭 (2022年10月7日 0時) (レス) id: 8fc6977168 (このIDを非表示/違反報告)
ネネ(プロフ) - 本当に大好きな作品で読み返してます!!こんなにキレイで純粋なお話ないってくらい素敵でユンギさんのお話の中で1番好きです!! (2022年10月4日 3時) (レス) id: 18c6be2f62 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - SIRUPさん» そう言って頂けて私は幸せ者です...!最後までありがとうございました! (2022年8月9日 0時) (レス) id: 8fc6977168 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まりも | 作成日時:2022年6月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。