｛YG｝“ミン”トグリーン同盟-2-

素直になれないミントくん ページ42

Doyoung(ドヨン) side


DY「なんだ、告白してないの？
せっかくヨナと考えて、ミントちゃんと2人きりになれるチャンスを作ったのに」

YG「...頼んだ覚えはない」



ベッドに横になりながらスマホをいじっていたユンギは、そう呟いて反対側を向いてしまった。

素直じゃないなぁ。





DY「そういえば今日カフェで撮った写真の中に、ミントちゃんのもあるけどいる？」



そう言えばスマホをスクロールしていたユンギの手がピタリと止まる。



YG「......」

DY「別に要らないなら良いんだけど〜」

YG「......」

DY「ヨナの写真はあげないよ？」

YG「要らねえよ」



Aちゃん以外の人にはホントに興味ないのに、どうして彼女だけは特別なんだろう。

初めて教室外で会った時の話は(無理矢理聞き出したから)聞いた事があるけど、どうしてあんなに仲良くなったのかは教えてくれない。





DY「不思議でしかないよ。
あのユンギが女の子と仲良くなるなんて」

YG「毎日昼飯一緒に食ってりゃ仲良くはなるだろ」

DY「え、初耳」

YG「...言って...」

DY「聞かされた事無いよ」



もう既に言ってたと思っていたらしいユンギは、大きく目を見開いてから布団に潜った。





　





DY「詳しく聞かせて〜」

YG「俺はもう寝る」

DY「まだ9時前ですぅ〜
ねぇ、今までずっと2人で昼食べてたの？」

YG「...俺以外にも居る」

DY「なぁんだ」



布団の中から聞こえて来る舌打ちに苦笑いをこぼし、ユンギのカトクにミントちゃんの写真を送る。



DY「明日ミントちゃんの水着姿見れるね」

YG「......黙れ」



ユンギはなんでこんなに怖いんだろう。

ミントちゃんと居るときみたいにもうちょっと素直で居て欲しい。

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