・ ページ29
『でも...』
YG「この食い物置いとく訳にはいかねぇだろ。
見ててくれ」
『ありがとう』
あのまま私達はお昼を買って、いつもの屋上...では無くて、そこに続く階段でお昼を食べる事にした。
文化祭だと先生も歩き回るから、隣の校舎から見られてバレると大変だから。
ユンギくんは買い忘れた飲み物をわざわざ買いに行ってくれるって。
私はこの大量の食べ物の番。
「お、Aさん」
『...こんにちは』
なんでこんな所で会うんだ。
内心舌打ちをしながら挨拶をする。
私が部活を辞めた原因の中等部音楽科担当イ先生。
この学校で1番嫌いだ。
早く消えてくれ。
「奇遇だな。
こんな所でどうしたんだ？」
そう言って先生は私の隣に座って来た。
こっち来んな。ボケ。はっ倒すぞ。
心の中でひたすら暴言を吐いて携帯を取り出す。
“私は貴方と関わりたくありません”アピールを出して出して出しまくる。
「その服、似合ってるじゃないか」
空気読め？？？
「お、リボンが解けてるじゃないか。
直してあげようか」
『っ、じ、自分で直せます！』
思わず大きな声を出して立ち上がってしまった。
先生の表情が変わって嫌な汗が背中を伝う。
『す、すいません...』
「なぁ、Aさん」
先生はそう言いながら立ち上がって私の方に近づいて来る。
詰め寄られて慌てて後ろに下がるけどそこは壁で。
『な、なんですか』
「君さ、中等部に仲良いのいるでしょ」
『......』
「確か...チョン・ジョングク、キム・テヒョン、パク・ジミン」
『...仲良かったらなんなんですか』
「大人しくしてなかったらそいつらを退学処分にするから」
『は？』
その言葉に固まれば、先生は私の腕を掴んで壁に押し付けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 488人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ(プロフ) - りおん。さん» 嬉しいコメントありがとうございます😃もっとキュンキュンして貰えるように頑張ります😆 (2022年4月19日 17時) (
レス) id: 8fc6977168 (このIDを非表示/違反報告)
りおん。(プロフ) - 更新される度キュンキュンして…悶えてます笑笑 この後の展開が楽しみです𓇬𓈒𓏸ᵕ̈ (2022年4月19日 5時) (レス) @page40 id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - Nightsさん» ありがとうございます♡更新が不規則になってしまいますが最後まで見ていただけると嬉しいですm(_ _)m (2022年3月29日 23時) (レス) id: 8fc6977168 (このIDを非表示/違反報告)
Nights(プロフ) - これ読みながらニヤニヤしてます……展開が気になりますね笑 楽しみに待ってます♡ (2022年3月28日 7時) (レス) @page21 id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 慈雨さん» ありがとうございます😊2人とも(特にユンギ氏)いまだに照れてます。周り(特にソクジン氏)は揶揄いたくてしょうがないと思います。 (2022年3月21日 12時) (レス) id: 8fc6977168 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まりも
| 作成日時：2022年3月10日 23時
