第97話 ページ7
「あの場ではなんのことやらでしたが、あとから木下さんに聞かされたので、その時に」
「確かに、説明しましたけど、、、」
「けど？」
「、、、仕事の資料を返してくれたら言います」
「、、、」
翔太さんが黙っていると
「お待たせしたのだぁ」
シンイーさんら柿沼さん、幹葉さんが入ってきた
「あっ、領収書お持ちの方はこちらでお預かりします」
「あっ、はいはい」
「あっ、忘れた」
「予算漏れちゃったんですけど、、、」
「取ってくるわ」
「大丈夫ですよ」
西村さんはそう言ったが、どっちへの大丈夫ですよ、なのだろうか。ちなみに翔太さん達の話は途中で有耶無耶になっていった
その後、藤井さん、江藤さん、南さんも来た
「えー数字をまとめますと、やや赤字ですので積立金の中から補っていきたい、、、」
「うん、そんな話よりさ、1人またドボンしたんでしょ？」
西村さんの話を遮り南さんが話し出した。ドボンって、、沙和ちゃんの事か？ほとんどの人は何のことか分かっていないようで首を傾げてした
「線路に！これどういうこと？怖いでしょ！知ってることあるなら、なんでも言い合いましょうよ！」
やっぱり沙和ちゃんの事か
「言うなら警察に言ってください」
珍しく二階堂さんが話した
「話をそらすな。君が犯人か？」
「は？」
『一緒にそら君、小さい子を探したじゃないですか。二階堂さんは犯人ではありません』
「そうか、、、」
「そうですよ、、、犯人は、、、手塚さんですもんね？」
「え？」
幹葉さんが唐突にそんな事を言った
「だって、“このマンションの住人、全員殺して復讐する”って言ってましたし」
「はぁ！？」
石崎さんがいち早く反応した
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作者名：音楽ガール | 作成日時：2020年9月27日 18時
