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第118話 ページ28

「今、見てたら暴れたりするのかなぁ。じゃあ最後に殺そうとした神谷さんです」


「、、、!」


 私が止めれたから良かったものの、あの時間に合っていなかったら、、、


「まずは、動きを封じるため、アキレス腱を斬りました」


《どうする?叫んで、助け呼んでみる?大人しくお話ししてくれれば、、、全治半年くらいに済ませるんだけどなー》


 かなり強気な口調で将斗さんを脅迫する内山。ビビりな人ほどそうなるやつか


「この刑事さんは、初めて僕にたどり着いた有能な方です。でも、僕の方でも刑事さんの行動に気付いてら後を尾けたりしてたんで、それで危険を感じたのか、誰かに何か手掛かりを送ったみたいです。そのせいで、誰に何を送ったのか聞かなくちゃいけなくなったんです」


 この誰かはきっと、いや絶対翔太さんのことだろう


《まだ我慢しちゃくのぉ?引くわぁ》


《こっちも一応、まだ刑事なんでね、、、》


《かっこいいねぇ。、、、じゃ、こっちもいくね》


 すると、何か耳障りな音が鳴る


《クッ、、、!》


 画面は将斗さんの手を映した。手の甲にはビスが打たれていた。また新しくビスを刺したのだろう


《いや、これもう、叫んだ方がいいでしょ!喋る気ないなら、どうせ殺すよ?》


 ガツッ


《!?は?》


 何かが手に当たったのだろう。スマホは公園の方を映し出した。、、、ここで私の体験した事と結びつくのか


《何やってるんですか?》


 画面からは私の声が聞こえてくる


《A、さん、、、》


《ちっ、、、》

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作者名:音楽ガール | 作成日時:2020年9月27日 18時

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