第114話 ページ24
「まぁ、つまりは僕の仲間なのてま、そんなお仲間のあなただけに、今日は僕が犯してきた罪について教えてあげることにしまーす」
ものすごい笑顔でそう宣言した。内山は情緒不安定なのだろうか。
「では、まいりましょう」
内山がそう言うと赤池さん夫婦の殺害現場画像が出てきた
「!?」
私達4人は突然映し出された画像に驚いた
「えー、これは僕が犯した最初の殺人です。赤池、、、なんだっけな?ま、とにかくこのおばさんの方とバイト先が一緒で。なんか週一ぐらいしか入らないから事情を聞いたら、介護の愚痴をぐわぁーって、、、それにつきあううちに懐かれちゃって、やばいブログとかも見せられて、、、適当に“ババア最悪っすね”とか言ってたら、何かそのノリで“じゃあ誕生日プレゼント代わりに、強盗のふりしてババア、脅かしてやりますよ”とか言って盛り上がったんです。“心臓麻痺で死んだら、ラッキーだね”みたいな。で、クローゼットに隠れて、タイミングみて飛び出して、殺しましたー。おばさんと旦那さんの方を。そっちの方が褒められるかなって」
「褒められる?」
「、、、」
褒められる、、、?誰に、、、?私はその言葉に違和感を感じた。
141人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:音楽ガール | 作成日時:2020年9月27日 18時