第101話 ページ11
お見舞いから帰りバイトの支度をする。今日はお客さん多そうだな。運動がてら自転車でバイト先に向かう。距離はそこまでないが急な坂道があるため着くか心配である
『最近、全然運動してなかったからかな、、』
思った以上に疲れた。店の裏口から入り消毒をする。
「あ、対馬ちゃん、今日もありがとうねー」
入ってすぐ店長に話しかけられる
『いえ、大丈夫です。今日もお客さん多いですか?』
「だいぶ多いよ。だから時間すぎてもいてもらうかも」
『はーい』
8時過ぎるかな、、、これだと
スタッフルームに入りタイムカードを切る。、、、そろそろインクが切れそうだ。エプロンを付け手洗いをする。水が冷たくて気持ちよかった。さて、、そろそろカウンターに入るか
『こんにちはー』
お客様に向かって挨拶をする。いらっしゃいませではなくこんにちはと言ったのは開店直後ではないからだ
時間が経ち、20時過ぎ
店長の宣言どおり8時になっても上がらなかった。お客さん多いなと思いながらレジを打つ。この時間になると持ち帰りが多いため、店内にいるお客様自体は少ないが列が長い。そしてその1時間後に上がれた
「おつかれー!本当にありがとうね!」
『お疲れ様です。お先に上がらせて頂きます』
いつものように一言断って帰る。店を出ると真っ暗だった。月明かりが綺麗だ。と思いながら空を見上げる。今日はいつもと違う道通って帰ろう。あの公園の道で良いか
ある程度進み、公園に差し掛かろうとしたところで誰かの声が聞こえた。2人いる。けど、何だこの声は。声が気になり公園に入る。声はどんどん大きくなる。茂みからそっと覗くと将斗さんと暗くて分からないが青年がいた。その青年は将斗さんの足を切っていた。、、助けないと、、でもどうやって、、相手は凶器を持っている、、。一か八かだけどこれしかないか、、。私はそこら辺に落ちている大きめの石を拾った。そして男の手を目掛けて投げる。当たれ!!
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作者名:音楽ガール | 作成日時:2020年9月27日 18時