第92話 ページ2
神谷side
「Aちゃんは咲に帰ってていいよ。暗いし神谷さんにでも送って貰ったら?」
手塚翔太は何勝手な事を言ってるんだ
『え、でも、、黒島が心配ですし、、、』
「黒島ちゃんのことは俺とどーやんで見とくからさ」
「あ、はい」
「ほら!」
『、、、分かりました。私は明日の朝一で来ます。その間に起きたら連絡下さい』
「りょーかい!、、神谷さんも良いよね?それで」
「え、あ、はい。それではAさん送ります。帰りましょう」
手塚翔太はこちらを睨みつけて言った
『は、はい。連絡、お願いします』
「はーい。じゃ明日ね」
「おやすみなさい、、、」
『おやすみなさい』
Aさんは2人に対して一例をしこちらを向いた
『なんか、ごめんなさい、、、翔太さん、、最近強引な所があるから、、』
「いえ、大丈夫です。俺も帰るところでしたから」
これは本当だ。決して嘘ではない
『、、あれ?でも仕事で来てましたよね?てことは、、車は、、』
「覆面です」
『あ、そうですか』
in車
『お願いします』
「冷房、入れますか?」
『私は大丈夫です』
「分かりました。車、出しますよ」
『はい』
・・・・・
「こうやって乗るのも久しぶりですね」
無言なのが気まずかったのでこちらから話を振ってみる
『そう、ですね』
「、、、」
『、、、』
会話が続かない。こんな人だったか?
『、、、』
コツン
いや、眠たいだけだったか。Aさんは頭を窓にくっつけて寝てしまった。さて、着いたらどうやって起こそうか。
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作者名:音楽ガール | 作成日時:2020年9月27日 18時