あなたの番です 2 (ページ12)

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第40話ページ12

引き継ぎ神谷side

　今は取り調べ室で、水城さんと榎本正志を取り調べている

「え、なんですか？」

「副署長はなんと言っている？」

「榎本さんさ、懲戒免職寸前なのにそんなこと気にしてる場合じゃないでしょう！」

「事件については黙秘する」

「全部喋っちゃった方が良いと思いますよ？なぁ？」

　そこで俺に振ってきた

「え？、、、あぁ、えぇ」

「、、、“妻“、に伝言をお願いします」

俺に向かってそう言った

「ダメダメ、そんなの」

　横で水城さんが言う

「俺はまだ“お前”に利用価値があると思っている。だから黙っている。安心しろ」

　俺は何も言えなかった

「超怪しい伝言じゃん！そんなの絶対伝えないからね？」

「、、、あー、そうですか。残念です」

　榎本さんは俺の方を見ながらそう答えた

「、、、」

　
　場所は変わり、キウンクエ蔵前302号室

「忙しい割に、全然進展しないよなぁ」

「えぇ、、、」

　と、ドアの前でそんな会話をする

　ガチャッ

　ドアが開いた

「すみだ署の水城です。ご連絡頂い、、、」

「遅い」

　手塚翔太はイライラしてた

「すいません、、、。サイバー班の者を連れてきたので、例の、、、」

「どうぞ」

　手塚翔太は水城さんの話を最後まで聞かずに返事した