第2章(非)日常編「週刊少年ゼツボウマガジン」 ページ49
北見「、、、確かに妙ね。都会のど真ん中の学園で“こんな事“が行われてて、警察が気付かないはずないのに、、、」
菅谷「日本の警察ってそこまで無能じゃなかったよな？」
堀部「嗚呼。優秀なはずだ」
赤羽「逆に、黒幕が強大なのかもね。警察すら自由に動かせる立場とか、、、」
赤羽君の言葉に皆静かになる。また、この空気だ、、、。肌にまとわりつくようなじっとりとした空気、、、。この空気を消すには何か言うべきか、、、と考えてたら杉野が
杉野「なぁ、一つ良いか？」
と切り出した。どうしたんだろう？
狭間「関係ある事なら言いなさい」
杉野「あ、嗚呼。昨日の話なんだけどよ、、、。俺は玄関ホールでぼーっとしてたんだ。その時に、、、聞こえたんだ、、、」
神崎「聞こえたって、、、何が？」
杉野「んー、、、言葉では表しにくい音なんだよな、、、」
磯貝「言い表しにくい？」
杉野「想像しにくい音って言った方が良いかもな。でも、どっかで一回は必ず耳にした事があると思うんだよ」
片岡「どんな音に近いの？」
杉野「そうだな、、、。強いて言うなら、工事現場みたいな、、、？」
「工事現場、、、？」
杉野「嗚呼。でも、気のせいって可能性もあるんだ。うっすらと聞こえただけだしな」
狭間「気のせいならそれで良い。耳鳴りかなんかじゃないの？」
北見「、、、でも、このタイミングで聞こえるなんて、、、。ねぇ、杉野君。その音は昨日初めて聞こえたの？」
杉野「え？あ、嗚呼。めったに玄関ホールなんて行かないからそれまでの事は分からない。けど、今までにそんな話出てこなかったなら俺が昨日初めて聞いたんじゃ無いか？」
北見「そう、、、」
「なになに〜？なんの話〜！？」
話がひと段落した所で僕達以外の声が体育館に響き渡った。空気を読まない、ものすごくむかつくこの声、、、
片岡「、、、この声は、、、」
北見「出たわね、、、」
モノ「杉野クンが聞いた音ってさ、工事現場じゃなくて、、、爆発音だったりして！」
「、、、爆発音？」
モノ「マシンガンとか、、、うぷぷ、工事現場の音に似てなくもないよね、、、」
「な、何言ってんだよ、お前、、、」
モノ「おーっとっと！これ以上は口にチャックなんでした！！内緒内緒っと、、、！！」
北見「だったら、話せる話をして。私達を呼び出した理由を聞かせてくれる？」
この小説の続きへ→←第2章(非)日常編「週刊少年ゼツボウマガジン」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
音楽ガール(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです。励みになります。これからもこの作品を宜しくお願いします！ (2022年9月15日 6時) (
レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - この作品好きです...！！頑張ってください！ (2022年9月15日 0時) (レス) @page16 id: 3d8d715b9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音楽ガール | 作成日時：2022年6月22日 21時
