第2章(非)日常編「週刊少年ゼツボウマガジン」 ページ43
寺坂「あ゛？勝負だぁ！？」
赤羽「もう勝負の事なんてどうでも良いんだよ」
「えぇ、、、全然違うじゃん、、、昨日と、、、」
片岡「女同士とは違って、男同士の友情って単純なのね」
神崎「そうみたいだね、、、」
僕の昨日のアレは何だったんだよ。と文句を言いたくなるが仲が良くなったのはいい事だ。そのままにしておくが吉かな。そして、その日の朝食会は、、、赤羽君がちょっかいを出し、寺坂君がそれを楽しそうにやり返すというなんとまぁ気持ちの悪い(失礼)会話を聞かされ続けて終わるという、、、なんとも、残念な朝食会となった、、、
◇
さてと、今日はどうしようか、、、。と考えていたら「ピンポーン、、、」とインターホンが鳴った。誰だろう？、、、と思ってドアを開けるや否や、その人物は辛気臭い顔で立っていた。
「は、狭間さん？どうしたの、、、？」
狭間「あら、そんなに驚く事だったかしら？それとも嫌なの？だったら申し訳無いわね」
「い、いや、そんな事、ないけど、、、何の用かなと思って、、、珍しいじゃん。狭間さんが僕の部屋に来るのって」
狭間「それもそうね。今日はお願いがあって来たのよ」
「お願い？」
狭間「そう。一緒に、【ついて来て欲しい場所】が、あるの」
「付いて来て欲しい場所、、、？それってどこの事なの？」
狭間「それは、、、図書室よ」
「図書室？本でも探してるの？でも、そういうのは狭間さんの方が詳しいんじゃ、、、。それか、赤羽君に頼んだら？図書室捜査してた時興味深い本がある、って言ってたし、、、僕なんかより役に立てると思うよ」
狭間「、、、」
狭間さんは僕の顔をじっと見つめる。その視線に耐えれず名前を呼んだ。
「狭間さん？」
狭間「その赤羽が問題なのよ」
「赤羽君が？君達の間に何かあったのさ」
狭間「ついて来たら分かるわよ。後、何かあったのは赤羽と寺坂の方じゃ無いの。朝見たけど気持ち悪いったらありゃしないわ。あれは」
「ははは、、、。分かった。とりあえず行くよ」
というよりも狭間さん、部屋から出て来てたのか。話しかけてくれても良かったのに。まぁ、狭間さんのキャラ的に何かない限り自分から話さなそうだけど。それにしても、赤羽君か、、、何があったんだろう。僕に話しかけて来たのは何か意味があるのかな。
◇
狭間「あんま音立てないように入りなさい。アイツに気が付かれないようにね」
狭間さんは念入りに静かにと押してくる。言われた通り、図書室にそっと足を踏み入れた。
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音楽ガール(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです。励みになります。これからもこの作品を宜しくお願いします！ (2022年9月15日 6時) (
レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - この作品好きです...！！頑張ってください！ (2022年9月15日 0時) (レス) @page16 id: 3d8d715b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音楽ガール | 作成日時：2022年6月22日 21時
