第2章 (非)日常編「週刊少年ゼツボウマガジン」 ページ21
次に訪れたのは2年A組の教室だ。入ると原さんがいた。いつも通り話しかける。
原「きっと、新しい世界って言うのは、2階の事よね。詳しく調べないとね」
「そうだね。捜査は順調？」
原「それがまだ二つ目で、、、でもまだ時間はあるもの。丁寧に調べて行くわ」
磯貝「そうだな。急ぎすぎて雑になるのもダメだしな。さ、俺達も捜査しよう」
「だね。といっても1階の教室とそんなに変わらないね。黒板にモノクマのイラストが描かれてる事以外は」
磯貝「モノクマが描いたのか？やけにポップな絵柄だな」
「なんか女の子が描いたみたいな絵柄だよね。モノクマのくせに可愛いし」
磯貝「確かに可愛いな」
誰が描いたかも分からないのに僕は嫌な物を見たと言うふうに黒板の絵に愚痴を吐いた。
「にしてもここも鉄板が打ち付けられてるんだね、、、」
磯貝「この調子だと他の階の窓もなってそうだよな。徹底されてる、、、」
「絶対出す気は無いんだね。今更だけど、、、」
原「外も見させてくれないなんて、、、酷い話よね」
磯貝「外さえ見れればこの状況も受け入れられるかもしれないのにな」
「なんか矛盾してるよね。外を見せた方がモノクマとしては嬉しい展開が起こりそうなのに、、、」
原「言っちゃアレだけど、そうよね、、、。見せる＝殺人になるとは限らないけれど」
磯貝「黒幕の思考なんて知らない方が良いかもな」
「、、、よし、捜査に戻ろう」
磯貝「ここはあんまり調べる所無さそうだよな。机の中調べても良さそうだけど後ろから確認した感じ何も入って無いしな」
原「ここは私が調べておくから他の所に行ってきたら？その方が効率良いもの」
「そうだね。磯貝君、次の部屋に行こう」
磯貝「だな」
ここは原さんに任せ、僕達はまだ調べていない部屋に行こう。時間は待ってくれない。
◇
次に僕達が入ったのは図書室だ。扉を開けると図書室特有のムワっとした匂いが鼻についた。アレ好きな人いるんだろうけど僕はちょっと苦手だな。
赤羽「あれ？潮田君に磯貝君じゃん。二人も調べに来たんだね」
「あ、赤羽君。ここにいたんだ。調査の方はどんな感じ？」
図書室には赤羽君、狭間さん、菅谷君がいた。珍しいメンツだ。狭間さんなら文学少女だし可笑しくはないか。僕達が入ってきたのに気がついたからか赤羽君が話しかけてきた。
赤羽「順調だと思うよ。それよりここ、凄い興味深いんだよねー」
「興味深い、、、？」
赤羽「うん。まぁ、俺だけかもね」
「そ、そうなんだ、、、」
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音楽ガール(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです。励みになります。これからもこの作品を宜しくお願いします！ (2022年9月15日 6時) (
レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - この作品好きです...！！頑張ってください！ (2022年9月15日 0時) (レス) @page16 id: 3d8d715b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音楽ガール | 作成日時：2022年6月22日 21時
