第1章 非日常編「イキキル」 ページ3
前原「そんで、そのトラッシュルームの鍵は、掃除当番が持ってるんだったよな？つまり、犯人は掃除当番って事にならねぇか？」
菅谷「は？何言ってんだよ、、、！」
前原君が言っている事も分からなくもない。前原君に言われた菅谷君は流石に怒っている。でも、そうじゃない、、、掃除当番以外でも、あの焼却炉で証拠を隠滅する方法はあったはずだ。そして、その方法こそが、前原君が犯人だと言う事を示しているんだ！
【ノンストップ議論】
前原「トラッシュルームの鍵は、、、掃除当番が持ってたんだろ！？」
狭間「つまり、焼却炉に近づけたのは、、、掃除当番だけ、、、」
前原「焼却炉に近付かなきゃ、証拠隠滅なんて出来ねぇよ、、、。だから、犯人は掃除当番だ！」
菅谷「だから違うって言ってるだろ、、、」
証拠隠滅は掃除当番以外には不可能、、、？いや、違う。焼却炉に近付かなくても出来たはずだ。それも前原君になら、、、
ブレイク!
「それは違うよ!」
コトダマ、、、【壊れたゴムボール】
「ちょっと待って！掃除当番じゃ無くても、証拠を処分する方法はあったはずだよ！」
片岡「でも、鉄格子を開けないと焼却炉の火を付ける事は出来ないはずよ」
「いや、それが可能だったんだよ。あれを使えばね、、、」
寺坂「割れちまってるけど、、、ゴムボール見てえだな、、、」
堀部「これを使う？どうやって？」
犯人はこのゴムボールを使って、ある事をやったはずだ。それは、、、
▶︎【蹴る】
【投げる】
【転がす】
「こうやったんだよ!」
「犯人は鉄格子の隙間から、このガラス玉を蹴ったんだ。焼却炉のスイッチ目掛けてね、、、。そうやって焼却炉のスイッチを押す事で、焼却炉のスイッチに火を付けたんだよ！」
菅谷「いや待て待て。鉄格子の隙間から蹴り入れただって？流石にそんな推理じゃ俺も同情するぜ？」
「菅谷君は前に言ってたよね？焼却炉の火が付けっぱなしだったって。前に来た時はちゃんと火は消えていたって、、、。鍵を持っていた菅谷君の知らない内に、焼却炉の火が付いていたのは、、、犯人が鉄格子を開けずに、焼却炉のスイッチを押したからなんだ。そうやって焼却炉の火を付けたところで、そこに、丸めたワイシャツを蹴り込んだんだよ！」
前原「おい、何言ってんだよ、、、流石にそんな無茶苦茶な、、、」
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音楽ガール(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです。励みになります。これからもこの作品を宜しくお願いします！ (2022年9月15日 6時) (
レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - この作品好きです...！！頑張ってください！ (2022年9月15日 0時) (レス) @page16 id: 3d8d715b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音楽ガール | 作成日時：2022年6月22日 21時
