第2章 (非)日常編「週刊少年ゼツボウマガジン」 ページ18
「これで2階も調べられるね」
磯貝「だな。新しい世界っていうのは、学校の2階って事だったのか」
「そうだね。この上には、何があるんだろう、、、」
磯貝「行ってみよう」
僕達はドキドキしながら階段を登った。1段登るたびにカツン、と言う音が響く。周りが静かだと階段を登る音でさえこんなに大きく聞こえるのか。にしても意外と段があるな、、、。
「ついた、、、」
ここが、、、学校エリアの2階、、、もしかしたら、ここに何か手掛かりがあるかもしれない、、、。いや、きっとあるはずだ。絶対に見つけてみせる！さて、手前から調べて行こう。階段から見て左手に「水連場」と書かれたプレートの部屋がある。
磯貝「水連場って事は、、、プールがあるのか？」
「だと思うよ。でも水連場なんてかなり変わった言い回しをするんだね」
水連場に入ると、片岡さんや原さん、それから堀部君がいた。
片岡「あ、二人とも！！やっぱりここから始まるのね」
「うん。片岡さん達も？」
片岡「私達は今調べ終わった所よ。それよりこの奥、プールがあったの。名前の通りと言えばって感じね」
「やっぱりプールだったんだ」
片岡「こんな時でも泳ぎたくなるのって職業病よね。それにね、更衣室にはトレーニング機器が勢揃いだった。流石希望ヶ峰だと思ったわ」
「トレーニング機器か、、、。試しにやってみようかな」
片岡「ストレス発散にも良さそうだしね」
原「杉野に教えたら早速使いそうね」
堀部「体幹鍛えるのにも良さそうだったな。寺坂にも教えておこう」
磯貝「寺坂か、、、。確かに使いそうだな」
「そうだね」
三人との会話もそこそこにして調べて行こう。まずはこの場所にある物から見よう。、、、一番最初に目についた棚で良いか。
棚には水泳用の色々な用具が並んでいる。ビート板や腕に巻き付けるタイプの物。これは何だろう。初めて見るな。ここにあるって事はビート板の類いなんだろうけど、、、。
磯貝「なぁ、潮田」
「ん？どうしたの磯貝君」
磯貝「天井のあれって、、、本物だよな？」
磯貝君は上を向きながら僕に話しかけて来た。磯貝君の見ている方を向くと、確かにこの場には似つかわしく無い物騒な機関銃が天井からぶら下がっていた。
「ッ！こんなところにまで、、、」
片岡「危険よね」
堀部「危険というか殺す気まんまんだな」
「戦場じゃないのに、何でこんな物があるんだろうね、、、」
まぁモノクマの事だ。どうせろくな事な理由では無い事は確かだ。
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音楽ガール(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです。励みになります。これからもこの作品を宜しくお願いします！ (2022年9月15日 6時) (
レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - この作品好きです...！！頑張ってください！ (2022年9月15日 0時) (レス) @page16 id: 3d8d715b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音楽ガール | 作成日時：2022年6月22日 21時
