第2章 (非)日常編「週刊少年ゼツボウマガジン」 ページ17
片岡「外への出口、、、とかかしら？」
神崎「それは可能性として低いと思うわ」
寺坂「、、、んなモン、調べてみねーとわかんねーだろがッ！！」
原「どっちにしても、もう一度、学園内を探索する必要がありそうね」
磯貝「じゃあ、手分けして調査しよう！ある程度時間が経ったら食堂に集まって、お互いに調べた事を報告し合おう」
赤羽「そんな悠長にやって良いのかな〜」
磯貝「じゃあ、赤羽は全部一人で調べるのか？大変だぞ」
赤羽「別にそうとは言ってないけど〜？」
磯貝「じゃあ、赤羽も食堂に集まれよ。じゃあ、皆で協力して捜査しよう！」
その言葉を合図に、皆は体育館から散っていった、、、。さて、僕も捜査しに行こう。でも、一人では寂しいな。誰か誘ってみよう。そう考えたが、もう皆体育館から出てしまっていた。、、、仕方ない。誰かに会うまでは一人で捜査しよう。
◇
体育館から出ると、すぐに磯貝君にあった。トロフィーや盾が飾ってある棚を見ていたようだ。
磯貝「お、潮田か。そこのショーウィンドウの下って見たか？」
「ショーウィンドウ？何か変な物でも飾ってあったっけ？」
磯貝君にそう話しかけられた。前見た時には普通にトロフィーがたくさん飾られていたはずだ。すぐには思い付かず、質問を質問で返す。
磯貝「この空いてる箇所って金色の刀があった所だよな？」
「そう、だね、、、」
磯貝君は空白を見つめながらまた僕に質問をした。僕は空白を見つめてる時点で言いたい事を何となく理解していた。そう意識した訳じゃ無いのに声色が自然に暗くなった。
磯貝「潮田はここからあの模擬刀を持ってったんだよな、、、」
「うん。、、、護身用にって茅野が勧めてくれたんだ、、、」
磯貝「そうか、、、。きっと、その時から何かしらのトリックに使おうっておもってたのかもな、、、」
「それは、、、」
磯貝「あ、、、悪い！今はこんな話したくないよな。ごめんな」
独り言のように呟かれたその言葉に僕は声を詰まらせた。その様子に磯貝君は慌て出す。無意識に出た言葉と僕の様子に申し訳無いと感じたのだろう。
「え？あ、嗚呼、、、別に気にしないで」
磯貝「、、、お詫びにと言ってはあれだけど、、、一緒に探索しに行かないか？」
「！そうだね。僕も誰かと一緒に回りたかったんだ」
磯貝「じゃあ良かった」
磯貝君と回る事になった。良かった。廊下に出ると、すぐに違和感を感じた。
磯貝「シャッターが空いてるな」
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音楽ガール(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです。励みになります。これからもこの作品を宜しくお願いします！ (2022年9月15日 6時) (
レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - この作品好きです...！！頑張ってください！ (2022年9月15日 0時) (レス) @page16 id: 3d8d715b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音楽ガール | 作成日時：2022年6月22日 21時
