第1章 非日常編「イキキル」 ページ1
堀部「それがさっぱりだ。どうやっても、この数字列に意味を見出せなかった」
北見「、、、当たり前よ。だって数字じゃ無いもの」
菅谷「数字じゃない、、、あ、何かこれってよ」
寺坂「あぁ！？どうした！？」
菅谷「いや、、、数字じゃ無いと思ってもう一回見るとさ、この最初の文字って『0』じゃなくてアルファベットの『O』に見えねぇか？」
堀部「言われてみれば、若干膨らんで見えるな。だとするとこの『1』は、よくよく見たら下に線らしき物もあるな」
片岡「じゃあ、『L』じゃ無いかしら。で、次も『O』で、、、」
磯貝「おぉ！なんとなくそれっぽくなって来たな！」
原「でも、最初の文字が『O』、次が『L』だとしても。『OLO8111』だと、まだ意味が、、、」
「、、、」
クソッ、駄目だ、、、！分からないよ、、、！！
北見「、、、時計回りに、、、ひっくり返すのよ、、、」
、、、えっ？時計回りに、、、？、、、！そうか、、、もしかして、、、ここに書かれているのって、、、！
「そうだよ、、、ここに書いてあるのは、、、犯人の名前だったんだよ、、、」
片岡「手掛かりを飛ばして、いきなり犯人の名前、、、？」
狭間「で、誰よ。誰の名前なの？」
茅野が残したダイイングメッセージ、、、ここに示されている犯人の名前は、、、！
「あの人だ!」
人物選択、、、【前原陽斗】
「謎を解く鍵は、、、時計回りの回転にあったんだ、、、。このダイイングメッセージを時計回りに180度回転させてみると、、、アルファベットの『HIROTO』が見えてこないかな？ほら、回転させた1番左の1の横に線らしきものが見えるでしょ？それを次の文字と繋げると、、、」
神崎「無理矢理だけど、、、『H』に見えるね、、、。その次は『I』、、、」
磯貝「『8』だと思っていた文字は『R』、、、これは『8』の方が無理矢理だけどな、、、」
「そう。だから『HIROTO』、、、これってさ、、、前原君の名前だよね！？」
前原「なっ、、、！！な、何言ってんだよ、、、たまたまだろ、、、？磯貝も神崎も言ったけどよ無理矢理読んでそうなったんだろ？偶然出来た物だ！」
北見「いいえ、偶然なんかじゃないわ。彼女は壁にもたれかかった体勢で、背後の壁にメッセージを書いた、、、。おそらぬ、手だけを背中の後ろに回した、“後ろ手の状態“でメッセージを書いたんでしょうね」
後ろ手、か、、、。
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音楽ガール(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです。励みになります。これからもこの作品を宜しくお願いします！ (2022年9月15日 6時) (
レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - この作品好きです...！！頑張ってください！ (2022年9月15日 0時) (レス) @page16 id: 3d8d715b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音楽ガール | 作成日時：2022年6月22日 21時
