第1章 非日常編「イキキル」 ページ39
菅谷「おかしかった？」
原「ええ。食堂に来るなり、あの子は私達に見向きもしないで、厨房に入っていったの。この時点でおかしいと思って、どうしたのか聞いてみたの。その時は水を飲みに来ただけと言ってたけど、、、多分、その時に、、、」
磯貝「じゃあ、包丁を持ち出したのは被害者である茅野自身だったって事か、、、」
「きっと、、、護身用にしようとしたんだと思うよ、、、」
このままだと茅野が悪く見えると思い、彼女を擁護しようと意見する。が、これが裏目に出たようで、、、彼の一言でまた状況は覆されてしまった。
赤羽「つまり、茅野ちゃんは自分で持ち出した包丁を犯人に奪われ、それで殺されたんだな？ならさ、包丁を持ち出してないからって言っても、容疑が晴れたとは言えない訳だ」
「えっ、、、！？」
狭間「ほら見なさいよ。やっぱり、潮田が犯人なのよ」
「だ、だから違うんだって、、、！」
菅谷「でも、潮田も言っただろ。茅野は護身用の武器として包丁を持っていったって。そうなると犯人自身が持ち出して無くても誰にでも使えたって」
杉野「そこまでは言って無いだろ！渚も！何か反論しないと！」
杉野が庇ってくれる。でもそれに喜んでいる暇はない！杉野の言った通り何か反論しないと、、、！このままじゃ僕が犯人にされちゃう、、、！みんな、何で分かってくれないんだよ？僕を犯人にしたら、皆も殺されちゃうのに、、、！
北見「、、、待って。潮田君を犯人だと決めつけるのは、まだ早いんじゃないかしら？今回の犯人は、部屋の持ち主では“あり得ない行動“を取っていた、、、。その行動の謎を解明しないかぎり、彼が犯人だとは言い切れないはずよ？」
寺坂「ありえねー行動？なんだよそれは？」
北見「現場となった部屋には、“あって当然“の物が無かった、、、。潮田君、ここまで言えば分かるわね？」
あって当然の物がなかった、、、？なんだか、、、引っ掛かる言葉だな、、、。何か、、、閃きそうなんだけど、、、。
【か】
【み】
【の】
【け】
「そうか、わかったよ!」
「そうだよ！僕の部屋には、髪の毛が一本も落ちてなかったんだ！」
堀部「犯人が、証拠を隠滅したって事か？」
「そういう事。でもさ、もし僕が犯人だとして、自分の髪の毛を徹底的に掃除する必要があるの？」
前原「そ、それは、、、」
第1章 非日常編「イキキル」→←第1章 非日常編「イキキル」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羽鶴 - あのバター君かな？！ (2022年8月4日 17時) (
レス) @page50 id: e85af83036 (このIDを非表示/違反報告)
音楽ガール(プロフ) - 羽鶴さん» コメントありがとう御座います！ビジョンの時間以降の寺坂が結構好きって言うのとダンロンの原作キャラに暴走族だけどいい奴がいるのでそのポジションになってもらいました。 (2022年8月1日 8時) (レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴(プロフ) - 寺坂,,,いい奴ジャン (2022年7月25日 13時) (レス) @page16 id: fcd2bda98b (このIDを非表示/違反報告)
音楽ガール(プロフ) - アロンさん» コメントありがとうございます！ほぼ原作通りに進めて来ましたが面白いと言って下さると凄く嬉しいです。ゲームをやった事がある人もない人も楽しんで読めるような作品にしていきたいなと思っています。 (2021年9月21日 19時) (レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - 続きが気になるーー！！ダンガンロンパ自体あんまり知らないから尚更なんですけど、裁判とかどうなるんだろうって感じです！更新待ってます！頑張ってください！ (2021年9月21日 17時) (レス) @page13 id: ed0e3e5242 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音楽ガール | 作成日時：2021年7月1日 20時
