第1章 （非）日常編「イキキル」 ページ2
茅野「いや、、、私も嫌とかそう言う訳じゃないんだけど、、、。、、、あのさ、もし良かったら今夜だけ部屋を交換してくれないかな？」
「部屋の、、、交換、、、？そ、それで茅野が安心するなら、僕は構わないけど。でも、、、茅野が僕の部屋に入るのはともかく、僕が茅野の部屋に入ったりして、大丈夫なの？その、、、色々と問題があるんじゃないかと、、、」
茅野「それは大丈夫だよ。渚の事、信用してるから」
「そ、それならいいんだけど、、、」
キーン、コーン、、、カーン、コーン
モノ《えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより“夜時間“になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま〜す。ではでは、良い夢を、、、。おやすみなさい、、、》
茅野「あ、、、夜時間になっちゃったね」
「じゃあ、部屋を交換するって事で良いね。僕は茅野の部屋に行くから」
そうだ。部屋の交換をするなら、お互いの鍵も交換しておかないと
茅野「そうだね。お互いの鍵を交換しておこう」
「ま、また！？」
茅野「エスパーだからね！」
「、、、あれ？冗談ですってのはないの？」
茅野「冗談じゃなかったりして」
茅野の顔には、笑顔らしきものが戻っていた。良かった、、、少しは落ち着いたみたいだな
「じゃあ、部屋の鍵を交換しよっか」
茅野「うん、そうだね」
互いの鍵を交換し合い、僕が再び茅野の顔に視線を戻すと、、、今度は心配そうな表情があった。
茅野「、、、渚、気をつけてね。万が一、誰が来ても絶対にドアを開けちゃダメだよ」
「うん、分かってるよ。茅野も、、、誰か来ても絶対にドアを開けちゃ駄目だよ」
茅野「渚だと分かっても絶対に開けないよ。部屋を交換した意味が無いからね」
「あ、そうだ！念の為に言っておくけど、僕の部屋のシャワールームって建付けが悪いんだ。だから、シャワールームのドアを開ける時は、ドアノブを捻りつつ、上に持ち上げるようにしてドアを押し開けて。そうすれば、簡単に開くからさ」
茅野「でも、夜時間は、シャワーの水って出なかったよね？」
「あ、そっか、、、忘れてた」
茅野「でも、朝起きた後で使うかもね。ありがとう」
「じゃあ、僕はそろそろ行くね」
茅野「あ、さっきの話だけど、、、」
「ん？」
茅野「エスパーってのは冗談だよ。本当は、ただの勘だよ」
「うん、わかってるよ、、、」
茅野「、、、おやすみ」
茅野の笑顔に見送られながら、僕は自分の部屋を後にした。
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羽鶴 - あのバター君かな？！ (2022年8月4日 17時) (
レス) @page50 id: e85af83036 (このIDを非表示/違反報告)
音楽ガール(プロフ) - 羽鶴さん» コメントありがとう御座います！ビジョンの時間以降の寺坂が結構好きって言うのとダンロンの原作キャラに暴走族だけどいい奴がいるのでそのポジションになってもらいました。 (2022年8月1日 8時) (レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴(プロフ) - 寺坂,,,いい奴ジャン (2022年7月25日 13時) (レス) @page16 id: fcd2bda98b (このIDを非表示/違反報告)
音楽ガール(プロフ) - アロンさん» コメントありがとうございます！ほぼ原作通りに進めて来ましたが面白いと言って下さると凄く嬉しいです。ゲームをやった事がある人もない人も楽しんで読めるような作品にしていきたいなと思っています。 (2021年9月21日 19時) (レス) id: c3c20d79e5 (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - 続きが気になるーー！！ダンガンロンパ自体あんまり知らないから尚更なんですけど、裁判とかどうなるんだろうって感じです！更新待ってます！頑張ってください！ (2021年9月21日 17時) (レス) @page13 id: ed0e3e5242 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音楽ガール | 作成日時：2021年7月1日 20時
