あなたの番です

第5話 ページ6

？side


『お待たせしました。コーヒーとサンドウィッチです。』


「あぁ、はい」


コトッ


『どうぞ、ごゆっくり』


営業スマイルだな、と分かる程張り付けたような笑みを浮かべる店員


年は20代前半だろうか。大学生か？


胸元に付いている名札には対馬と書かれてあった。


珍しい苗字である


長い髪の毛を一つにまとめてピンで留めているところからかなりキッチリしている性格だろう


「いやー、今日も可愛いねー」


『ありがとうございます』


別の客に口説かれ(？)ているのが聞こえる


誰が見ても美人でスタイルも良いみたいだ


と、1人の店員を分析したところでサンドウィッチを食べる。


美味しい…


これなら毎日食べられそうだ


コーヒーも香りから落ち着く


デザートも充実しているのか…。水城さんを誘ってみるか…。


食べ終わってから数分した後にあの店員が来た


『こちらお下げしてもよろしいでしょうか』


「お願いします」


『失礼します』


最後まで丁寧だ


お会計にて


『〇〇円です』


「これでお願いします」


『分かりました』


ピッピッ


『〇〇円のお釣りです。ありがとうございました』

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