おとな【西】 ページ31
※前回の英 米のバックアップが消えてしまい、ちまちまと書いていたものの保存しておらず気分がドン底で書く気にならなかった為次行きます次
「とーにょ!!!ハチ!!!!!!」
そう言いながらドタドタと駆けてきたA
右手には木の棒を持っている
その光景を見て瞬時に察し
西「え…まさかAちゃん棒でつついたとかそんなわけ…」
コクコクと頷いた
何でそんなことすんねんと思いながらも殺虫剤を手にしハチへ向かってシュッと一吹き
ハチ「(ひゃ〜もうダメ)」ぱたり
「死んだ?」
西「完全にAちゃんが悪いのに死んだはないやろ」
Aのこめかみを少しだけぐりぐりとする
「いだだだだだ!!!!!」
西「そんなに強くしてないんやけど…。でもAちゃんが悪いんやで棒でつついたりするから。だからハチさん怒ってもうたやん」
「ごめんなさい」
涙目でアントーニョに謝る
謝るべき相手は違うのだが…許した
西「いくら好奇心があっても悪戯しない。親分との約束やで」
指切りげんまんと小指を出したが
Aは頬をぷくっと膨らませ右腕を勢いよく上げると
「とーにょはぷーちゃんとフランシスと悪戯したりしてるのに私が悪戯禁止にされるのは不公平だと思います!!!!!」
今まで渋々でも言うことを聞いていたAだったがまさかここで反論されるとは思ってもいなかった
言われた通り悪戯したりしている
返す言葉も出ない
「ふふ〜ん、図星ですかとーにょさん」
とても気分が言いようで鼻歌なんか歌ったり
兄妹って似るんだなと改めて思う
西「Aちゃん」
「ん?何だいとーにょさん」
一息つくとAの肩に手を乗せた
西「俺は立派な大人やて悪戯しても許されるんや。でもAちゃんはお酒飲めないし車も運転できない、まだまだ子供や」
な?と単純な嘘でも信じてしまうA
「ハッ! そうかまだ子供…」
西「そうやで。大人になるには大人の階段ってものがあって「じゃ!大人の階段登ってくる!」違う、そうじゃない」
西「ええか、大人の階段はそう簡単なものやないで」
「そうなの?」
西「そう、誰かに聞いたり「聞けばいいんだね!行ってきまーす!!!」こら!」
話を最後まで聞かず出ていってしまった
西「嫌な予感しかしないわ…」
はぁ…とため息をつく
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三茸(プロフ) - キル・桜鬼乱さん» 書いた時を覚えてなくて恐らくですが松岡修造だったような気がします… (2018年4月8日 22時) (レス) id: 3c6405d156 (このIDを非表示/違反報告)
キル・桜鬼乱(プロフ) - 初めまして!楽しく読ませてもらってます!突然ですが、「お米食べろ」ってライス定食のやつですか? (2017年10月31日 6時) (レス) id: 6c90db0fc9 (このIDを非表示/違反報告)
桜 水樹 - ログインしなくちゃダメ系かぁ…ありがとうございます! (2017年6月9日 0時) (レス) id: 0aefdd481f (このIDを非表示/違反報告)
ホノ(プロフ) - 三茸さん» いえいえー!更新頑張ってください!応援してます! (2017年5月30日 0時) (レス) id: 35bef2f7a7 (このIDを非表示/違反報告)
三茸(プロフ) - ホノさん» 分かりました!できました!お教え頂きありがとうございます (2017年5月29日 3時) (レス) id: 3c6405d156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三茸 | 作成日時:2017年5月1日 23時