c甘-`l-) ページ25
早朝のこと
まだベッドの中にいるルートヴィッヒ
今日は兄ギルベルトは上司に呼ばれ昨日から別の国で仕事中の為、兄に変わり犬の散歩、餌やり等する予定だ
独「そろそろ起きるか」
とその時ドアを叩く音が
こんな朝早く何の用だろうか
新聞か、いやいやその様な事はないだろう
玄関へ行きドアを開けると
「ルート!ルート!犬触らして!!!」
とAが満面の笑みで言ってきた
独「朝から何の用かと思えば犬か。全く貴様と言う奴は会議の日位今日のように起きたらどうな(「お邪魔しまーす!」おい」
話を聞かずに部屋に入るやいなや犬の元へ駆け寄り触れ合い始める
「お前おっきいなぁ、よしよーし」
いつも兄が触れ合っている姿を見ているせいかAが触れ合っているのを見ると犬が余計大きく見えるのである
元々、ルートヴィッヒが飼われている種類犬は体が大きい方だがAと並べてみるとそれはそれは
独「A朝食は食べたのか」
「いや、起きてすぐルートん家来たから食べてないよ」
食事もせず良く来たものだ
しょうがないという思いで、ルートヴィッヒはAの分の朝食を作ることにし、キッチンへ向かおうとすると
「あ!私も手伝うー!」
と走ってこちらへ向かってくる
独「じゃあ…卵の調理を任せる」
「分かりましたであります隊長!」
ただの朝食作りだというのにこの張り切り様
この意欲を訓練や会議に生かしてほしいものだ
コンコンと殻を割りボールに卵を入れ調理し始める
流石、料理国家手つきが慣れている
「ふんぬふーん♪」
と上機嫌に鼻歌まで歌っている
数分が経ち朝食が完成する
「わー!できた!美味しそう」
いただきますと朝食を食べ始める
「おいし」
独「そうか、よかった」
黙々と食べ続けていると犬がAの側へ寄ってくる
「ん?どうしたお前も食べたいのか?」
と犬の頭を撫でながら言うA
するとさっきまでAの側にいた犬だったがピクッと動くと玄関の方へ行った
そして少しすると
普「俺様のおかえりなんだぜー!!」
と早めに仕事を終わらせて帰宅してきたギルベルトが
独「兄さん早かったな」
普「おう、日課の散歩はしたくてな!早く帰って来たんだぜ!お!!」
ギルベルトはAの存在に気付いたようで
普「A!来たのか!どうだ家のわんこは!!」
「めっちゃ可愛いっス!!」
とその会話を聞いたルートヴィッヒは「また兄の仕業か」と頭を抱える
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三茸(プロフ) - キル・桜鬼乱さん» 書いた時を覚えてなくて恐らくですが松岡修造だったような気がします… (2018年4月8日 22時) (レス) id: 3c6405d156 (このIDを非表示/違反報告)
キル・桜鬼乱(プロフ) - 初めまして!楽しく読ませてもらってます!突然ですが、「お米食べろ」ってライス定食のやつですか? (2017年10月31日 6時) (レス) id: 6c90db0fc9 (このIDを非表示/違反報告)
桜 水樹 - ログインしなくちゃダメ系かぁ…ありがとうございます! (2017年6月9日 0時) (レス) id: 0aefdd481f (このIDを非表示/違反報告)
ホノ(プロフ) - 三茸さん» いえいえー!更新頑張ってください!応援してます! (2017年5月30日 0時) (レス) id: 35bef2f7a7 (このIDを非表示/違反報告)
三茸(プロフ) - ホノさん» 分かりました!できました!お教え頂きありがとうございます (2017年5月29日 3時) (レス) id: 3c6405d156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三茸 | 作成日時:2017年5月1日 23時