第25話 やつを倒す最終兵器 ページ26
ヴァドス)さて、話しましょうか
みんなが完全に離れた後、ヴァドスはゆっくり（1人）の方に体を向ける。
（1人）)はい、お願いします
ヴァドス)まず、生命の神の事からですね。全宇宙でたった1人の神は全王様がお選びになった方のみ、なれるのです。なので（1人）さんは全王様に選ばれたのです。
（1人）)私が…
ヴァドス)あなたには全王様でも信頼できる心があったのでしょう。そして、神の座を狙われても悟空さんやベジータさんの血が流れているので、必ず勝てる。そう思ったのでしょう。
（1人）)そんなんですね…
ヴァドス)第6宇宙の自然の神はライティンと言い、あなたのような心の優しい女性でした。ライティンは自分の神の座よりも、家族や第6宇宙を守りたかったのでしょう。最後は敵と共になくなってしまいました。
（1人）)敵と共に…
ヴァドス)ライティンもまた、自然のクリスタルを身につけていました。そのクリスタルは神の命そのものでもあるのです。なのでそのクリスタルが割れたり、壊れてしまうと、痛みを感じたり、酷い時には自分の存在が消えてしまうのです。
（1人）)このクリスタルが？
ヴァドス)はい。ライティンは最後、そのクリスタルで相手の心臓を突き刺しました。それと共にライティンも命を落としたのです。
（1人）)……という事は…
ヴァドス)はい。この宇宙を、この地球を、（1人）さんの家族を守りたいのであれば、やつを倒せる方法はひとつしかありません。
（1人）)このクリスタルでやつの心臓を狙うのですね…
ヴァドス)…ええ。
（1人）)このクリスタルが無くなったら、本当に存在が消えてしまうのですか…？
（1人）はクリスタルを見つめながら、そう問いかける。
ヴァドス)はい…残念ながら
（1人）)そうなんですね………
ヴァドス)この事は悟空さん達に
（1人）)言わないでください。
ヴァドス)え？
（1人）)おじいちゃん達に言ったら…絶対止められる。だから、最後まで内緒でお願いします
ヴァドス)……本当にいいんですね…？
（1人）)はい…みんなは、私が命に変えても守るって決めたんで
ヴァドス)……わかりました。
そして（1人）は一筋の涙を流した。
ヴァドス)そろそろ私達も参りましょう。
（1人）)はい
そうして2人も空へ飛び立った。
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2022年11月1日 18時) (
レス) @page44 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - あの、良かったら一緒に合作しませんか？ (2020年6月20日 13時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっちょ | 作成日時：2020年6月20日 12時
